お肌のお手入れ

1月21,22日【Base造りで思った事】

今まで新板は納入前にプリチューンをやってもらっていたのですが、今回お金がないのでやめました。そもそも私の滑りじゃソールのコンケーブ/コンベックスの修正とかビべリングとか関係なさそうだし。(FAT Skiの場合だったらソールのフラット出しだけはやっておいた方が気分的にはスッキリです。)
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そうは言ってもベースバーンを起こしちゃ困るので、滑走面のベース造りだけは3月の筆おろしの前までに間にしっかりやっておきます。
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昨日今日はTOKOのS3イエローを4回、同レッドを2回。
で、やってる途中でフト疑問。
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ホットワックス・ホットワックス間にスクレーピング・ブラッシングしてワックスを入れ替えるのって何の意味があるんでしょうか??  私のWaxingの師藤井徳明クンは滑走面のケバ取りによる滑走性向上だってその著書(後述)に書いてるけど、ベースバーン防止の意味なら省略可能なんでしょうか??


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ホットワックスは滑走面(ポリエチレン)を熱膨張させ、広がったアモルファスの間隙にワックスを浸透させようというものです。

2011TOKOデジタルカタログ(P3)より。 (実験条件等一切不記載)
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ポリエチレンのワックス吸収量は温度と時間で決まり、アイロン温度100℃なら3分で飽和してしまう事がSwixより報告されています*1 ところが不思議な事に冷却時間を挟みながらホットワックスを繰り返すとその吸収量が増えると言われています*2。これはポリエチレンのクリープ現象によってアモルファスの間隙が広がるため*3ではないかと同僚のお宅エンジニア藤井徳明クンが「スノーボードの科学Ⅱ」(2001年スキージャーナル社刊)に書いています。

とすると、ホットワックス・放置・アイロン・放置・アイロン…ではいけないのでしょうか? (もちろんイエローからレッドへ、レッドからブルーへとWaxを変える時にはスクレーピングとブラッシングは行います。)

ポリエチレンの熱膨張という観点でもクリープという観点でも問題ないはず。ワックスの酸化を指摘する方がおられると思いますが、ベースワックスは純パラフィンですから10回や20回100℃か120℃のアイロンが一瞬通過しても酸化などしません。 はい、アルカンの酸化制御が最近言い渡されてる研究なもんで…。
で、今回黄色の4回目と赤の2回目は放置後の再アイロンのみにしてみました。

さてさて…。

上記にかかわる実験データの存在や、聞きかじりでない実体験を踏まえたご意見お願いしま~す。


*1 「スノーボードの科学Ⅱ」(藤井徳明著,スキージャーナル社)より孫引き
*2 一般にその効果は広く信じられていますが、Hot Waxの繰り返し回数と吸収量の関係を示す実験結果を私は見つけることができませんでした。
*3 クリープ現象が生じないVサーモでも吸収量が増えるのは、減圧によるアモルファス間隙からの気泡吸い出し効果なのでしょうか?

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コメント

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私の場合
>ホットワックス・放置・アイロン・放置・アイロン
以下 終了です
ベースが無い時は娘のアロマキャンドルで代用で、前年のままということも普通にあります
まぁ、常さんの場合は板を買い替える余裕があるので大丈夫(^^;

老後を捨てただけ!

エフ、

いろいろご苦労さまでした。おつかれ。今度日本一でゆっくりと。

やっぱそうなんだ。指導員が実感してるんだからそれでいいんだね。でも剥がさないとシールの糊に良くないんじゃない?私はそこはしっかりやってます。

ロウソクだってパラフィンだから多少の融点の違いはあっても効果は一緒でしょ。でもアロマはどうなんでしょ。

アルペン選手のスキーチューンを見ている立場から言わせて頂きますと,一般スキーヤーの方々がホットワクシングを何回もして頂けるのはありがたいことです.その分ワックスメーカーや我々チューンナップ業界にお金を落として貰えるということになりますから.また指導員様を始め基礎スキーヤーの方々が進んでそれをあおってくれるくれるところが更にありがたいです.

基本的にはメーカーの金銭的な戦略と洗脳活動が大半です.ただし100分の1秒を争うような場合はその限りではありませんが...

ただ,実際に滑った時に違うかどうかは別として,自分のスキーを大事にする精神が大事だと思います.

コンベックスやビベリングが関係ないという方が,滑走面にベースバーンが出来ても気付くとは思えませんのでご安心して頂いて,自分のやりたいように信じるようにワクシングして頂いて,自分のスキーを大切にすれば良いと思います.

アンチテーゼだったんです

チューンナップショップ関係者様、

チューニングによってスキーヤーに喜んでもらいたいという気持ちとか、ユーザーへの感謝の気持ちとかが読み取れない書きこみですね。つーか、チューンアップを大切にしてくれている基礎スキーヤーを嘲笑しているかのように聞こえます。(ちなみに私も板4本を11月から6月まで雪質によって使い分け、シーズン後に大枚はたいて全部チューンアップしてもらっているお人好しの上客です。)

怪っしいなぁ~。ホントに業界人なのー??
そんなこと、書くかなぁ??

この日記はワックス業界へのアンチテーゼとして書きました。本文にも書いたように自らwaxの浸透量は100℃3分で飽和するという実験結果を公表しておきながら、数回あるいは10回以上のwaxingを推奨し、その浸透量も増量メカニズムも明らかにしないなんて霊感商法じゃん。

藤井君はP-Texのクリープを浸透量が増える要因と推定しています。しかしそれを言うならワックスとP-Tex(アモルファス部)の強度を論じないといけないと思います。多分P-Texの方が強いでしょうから、私はある別な事象を主要因と考えています。(一応ヒントは本文に挿れてあります。)
そういった事をあえて書かなかったのはプロの方にそういう所を突っ込んで欲しかったからなんです。問題提起のつもり。

教えてgooとかyahoo知恵袋に溢れかえっているような素人回答だったら私でもよく知っています。