2011年8月北鎌尾根・岩稜編

8月13日続き
ビバークサイト(4:50)-北鎌沢二俣(5:10)-(7:30)北鎌のコル(7:45)-(10:40)独標(11:00)-(14:25) 北鎌平直下のビバークサイト

北鎌のコルからは独標がやけに高く見えます。 天気はいいし、体力は余っちゃって余裕だし、これから稜線歩きが始まるのかと思うとワクワクしてきます。
Aug_Kitakama0060.jpg 

眼下には昨日下りてきた貧乏沢や天上沢のビバークサイトが見えています(マウスオーバー)。貧乏沢源頭のコルから北鎌のコルまで動く歩道橋かけてくれると私でも1日で抜ける気になれるんですけどねぇ。
 

P9を過ぎるまでは木の根っ子を掴んだ藪登りが続くのでまだ北鎌に来たという気がしません。 奥日光とか西上州の藪山を登っているような気分で私は好きなのですが、姫は結構消耗したそうです。
Aug_Kitakama0063.jpg 

Aug_Kitakama0066.jpg 

P9の山腹の妙な所にロープが残置されていました。妙な所になんて書いてしまいましたが、登山道のない北鎌ですからルート取りは登る人の想い入れによって人それぞれです。これもありでしょう。私たちは一貫して岩や藪の弱点を追って登りました。そこには大概踏み跡があって簡単に登れます。 (マウスオーバー)。 Photo 姫 
  

この辺から少し岩稜っぽくなってきます。 
Aug_Kitakama0073.jpg 

硫黄尾根の向こうにGWの黒部横断スキーで滑った弥助沢と三俣蓮華の小屋が見えています。
Kitakama_Hime0157.jpg

やはり天気が崩れるのでしょうか。
7320088_1272513604_212large.jpg 

いよいよ独標が目の前です。
7320088_1272513645_39large.jpg 

7320088_1272513634_208large.jpg 

懸垂下降程度のギアしか持ってきていないので今年も独標の直登はできません。この道具立てでもやってみれば問題ないとは思うんですが、「軟式」なんで一応…。

下の写真は独標基部トラバースの最初の一歩を終えて安定したバンドに立ったところ。写真には写っていませんがこの1歩は年々悪くなっているような気がします。2003年には固定ロープも無かったしその必要性も全く感じませんでした。2007年には固定ロープが設置されていましたが、まぁ使っても使わなくても。今では姫のようにセルフを取ったほうがいいような気がします。(マウスオーバー)
 

有名なコの字型の岩のトラバース。中に入ってしまうとザックがつかえて苦労しそうなので毎度1段下のステップを使って通過します。 落ちたら助かりませんが、安定しています。
Aug_Kitakama0084.jpg 

明確なトラバースルートが続いています。前2回は例のチムニーまで行ってそこから戻り気味に独標ピークへ登ったのですが、ザレザレですっきりしないので今回はこの場所から斜面を登ってみました。
Aug_Kitakama0086.jpg 

ルーファンさえ間違わなければⅡ-の簡単な登りですが、ここで落石を起こすとトラバースルートを歩いている人を直撃します。絶対落石を起こさないようホールド・ステップを一つずつ確認しながら慎重に登ります。 もちろん二人には各ピッチごとにフォールラインを外して待っていてもらいました。 Photo yuka
7320088_1272513441_64large.jpg 

途中にはこんな残置もありました。もちろんこんな所は登りません。
Aug_Kitakama0087.jpg 

クライミングをやっていないyukaさんですが、安定した登りには全く不安感がありません。山慣れしているだけあってルーファン能力も抜群。拍手!
Aug_Kitakama0088.jpg 

小石が堆積したザレ場もあり。
下は多くの人が歩くトラバースルートなので落石を起こさないよう非常に神経を使って登ります。なのに何故か後続パーティーがわざわざ同じラインを使ってぐんぐん迫って来るじゃありませんか…!?。3人とも困惑!!
Aug_Kitakama0090.jpg 

独標(独立標高点)ピークで偉そうにするヤツ。
Aug_Kitakama0093.jpg                     
ここからがすっきりした稜線歩き。残念ながらガスで大槍は見えたり隠れたり。
Aug_Kitakama0099.jpg

あはは、P11だってさ。
Aug_Kitakama0103_1.jpg  

Aug_Kitakama0111.jpg

P13(白くザレたピーク)への登り。下部はⅡ-の簡単な岩登りなんですが上部はこの通りのザレ登り。二人には「小石1個たりとも落とすなよー」って声をかけます。この辺りにはトラバースルートはないはずですが、日頃からの意識と練習が大事です。
Aug_Kitakama0115.jpg 

下から見たところ。                         Photo yuka
7320088_1272513313_103large.jpg

えぇ~、これも登るんですかぁ? P14取り付き。
Aug_Kitakama0132.jpg 

はい、もちろん。
ロープなしでは登れない小岩峰以外は全て尾根通ししますよ。
Aug_Kitakama0135.jpg  

前回は不安定そうに見えたので小さく巻いて先のコルから戻って踏んだP14。今回はきっちり尾根通ししました。
Aug_Kitakama0138.jpg  

ちょっと分かり辛いけどP14。
Aug_Kitakama0140_1.jpg 

そしてP15 への登りです。
Aug_Kitakama0142.jpg 

お約束。
Aug_Kitakama0145_1.jpg 

ジャーン!
Aug_Kitakama0148.jpg 

こんないい場所、動きたくないよーって駄々っ子。
Aug_Kitakama0149.jpg 

まだ2時半。普通なら抜けちゃうんでしょうけど、我々軟式クライミング部ですから。 Photo 姫
Kitakama_Hime0224.jpg

しかしさすが晴れ男&晴れ女sですね。絶対と確信していた雨に降られる事もなく、長い長い宴会に突入しました。(夕方一時霧雨)

関連記事

コメント

非公開コメント