黒部源流スキー(1)

5日間の行程図 赤:歩き 緑:滑走    
キャプチャ 



5月1日 【新穂高→双六小屋】 累積標高差:約1630m 行動時間:9時間30分

下山は扇沢の予定なので深夜バスで新穂高入り。切りつめて16kgに抑えてきたザックにエアライズ3の本体・フライシート、それに共同食のいくらかが加わったが、それでも18kg程度か。

向かって左から、頼れるOさん(リーダー)、ガッツなイケちゃん(食坦)、ただの常吉(無職)

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意外に早く雪が出てきた左俣林道。地形図にはない橋が何本か架かっていて戸惑った。最近地形図の読み方がいい加減、もっとちゃんと読まないと。 
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のどかなブナ林(2次林)の中のわさび平小屋。ここで美味しい水が採れると知っていれば埼玉からはるばる2L担いで来るんじゃなかった。
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デブリ帯の通過。トップの反りが小さいツアー用の板は引っかかりやすくて歩きづらい。
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林道を埋め尽くす下抜戸沢の巨大デブリ。1発ではなく冬の間に何度も何度も雪崩たのだろう。 
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秩父沢のデブリを越えて秩父小沢へ入る。正面は後で登ることになった弓折岳。 先は長いが 昨日までの季節外れの吹雪のお陰で真白になった山と抜けるような青空に弾む心。
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大ノマ乗越目指して秩父小沢を登る。 小沢というがスケールは大きい。10GW_Kurobe_Ski0021.jpg 

Slow but Steady
5日間へたばることなく歩き通すために息が切れないペース(マフェトン心拍以下)を守る事を自分に言い聞かせて登る。強い二人は徐々に遠くなるが、立ち止まらない限りそれほど離されることはないと信じて。
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稜線直下はかなり急。少し二人に近づいたようだ。この頃になると 強い日照を受けた雪が腐り、降りて行ったスキーヤーはだいぶ苦労していた。
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最後の数歩は板を外して雪庇に這い上がった。  Photo Oさん
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ここから双六谷に滑り込む予定だったが、折角稼いだ標高差がもったいないし、この荷物で滑っても楽しくないだろう。弓折岳を越えて稜線伝いに双六小屋を目指す事にした。
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コルに建つ双六小屋がようやく見えた。その向こうは鷲羽岳。
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強風が吹き抜けるコルに張ったテントの中でささやかな宴会。1日100ccと決めたバーボンをチビチビと。行動中は2Lの給水、700kcalのエネルギー摂取、そしてマフェトンペース、この3つを守ったせいであまり疲れることもなく、食欲モリモリ。作ってくれたイケちゃんは粗食と言っていましたが、とても美味しく頂きました。

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コメント

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おつかれさま

双六小屋がGWに営業していたころ、毎年通ったエリアです。

2食付、暖かな布団付きの小屋はありがたかったです。

営業停止はオーナーの小池さんがもうお歳だからかな?

とはいえ、テントなら行動も自由だし、黒部五郎の避難小屋にも泊まれるし、ベースキャンプを設営して自由に遊べるエリアですね。

お疲れ様でした

スキー天国

杉さん、

今回は上の廊下越えが目的だったので定着スキーができませんでしたが、どこかの静かな谷間にBCを張ってあちこち楽しんだらいいでしょうねぇ。荷物は大変ですがテント泊は気が楽でした。