お誕生会とか

4月12-17日 【US出張顛末記】

最近は行ってもTexasばかりでとんとご無沙汰だったDetroitに16,7年ぶりに行ってきました。右手の円筒形のビルはGM本社ビル。 「晴れた日にはGMが見える」ってやつ。
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ちなみに左に列をなして見えるイエローキャブは大柄で見るからに悪そうな黒い方々がショーファーを務める超高級タクシー。賃走なら$4のところを$14も取りやがってくたばれ、バーローーーッ! もちろん遠吠えしかできません。

アメリカ自動車技術会(SAE)主催の国際年次会議に論文発表に行ってきたのですが、その話はつまらないので、まずはお誕生会の話。

Fordが渾身の力?をこめたかどうか知りませんが、業界関係者を800人も集めたFord Fiestaの盛大なお披露目に出席してきました。
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米国では過去ありえなかったこの小型クラスのマーケットですが、燃料代の高騰による需要の高まりと連邦政府の燃費規制に対するFORDからの回答の一つでしょう。 もちろんMazdaの多大な協力とKnowHowを得た欧州Fordの作です。3L未満の小型乗用車市場を日本メーカーに明け渡したDetroit 3 の逆襲の1歩となるか?
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まずはアルコール片手に1時間半のご歓談。子供のころからこういった場での会話の訓練をされていない我々日本人にはなかなか辛い時間帯です。
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ようやく食事が始まったのですが、この後のプレゼンで居眠りされないようにという魂胆なのかアルコールフリー…。味気ないことこの上なしでした。
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関係者の誇らしげな姿。  Congratulations!!!
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祝辞を述べるMercedes社の役員。 (上の写真の前列中央の方)
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この後は大スクリーンを使ってプレゼンが始まったのですが、パーティが始まる前から飲んでいたのと時差ボケと、分からんアメリカンジョークの連発に、いつの間にか気を失ってしまいました。ゴメンなさい、Fordさん。

閑話休題。 
現地ではMGMが経営するホテルの豪華なコンシュルジェフロアに宿泊しました。24時間営業のカジノでお金を落とす客の為の宿泊施設なので部屋代は割安でガードは万全。その上カジノではそこそこ遊ばせてもらえます。
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さすがアメリカ!部屋の窓の外には見渡す限り水平線が続いていました。  
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世界中の自動車エンジニアが一堂に会する3日間。リセッションの影響を受けて参加者や出展社数が激減したり内燃機関の終焉すら噂される寂しいこの頃ですが、数多くの熱心な研究に触れてとてもインスパイヤーされた3日間でした。やはり若い人はどんどん出ていかにゃアカンね。
 
最終日にはHenry Fordの曾孫で現会長のBill Ford 氏 が出席する公式バンケットがあったのですが、サボって某大学の先生と食事に行ってきました。MGM Grandの中にある「Salt Water」という評判のいい炙り焼き屋です。 

ワインは安くて美味しいPouillac。
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ホワイトワインベースのスープのMusselはガーリックを使わない上品な味付け。 
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最初は物足りない気がしましたが、この方がムール自体の味が楽しめました。最後は皿の底のスープまで舐めつくして…
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BLTサラダ。 写真では分かりづらいですが、あのしょっぱくて薄いカリカリベーコンでなくて、肉厚の身の外側だけ強火でサッと炙った柔らかくてジューシーなベーコン。これだけでも十分メインになりそうです。彦根に交換留学していたというウェイターも「コレ チョット メズラシイデショ。」だって。 
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メインはUSビーフの8oz fillet Steak。 レアに焼いた極上赤身は繊維質を感じさせないほど柔らかくてジューシー、すごく美味しくて感激しました。華やかなバンケットに出てBill Ford氏のスピーチを聞いてみたかったなぁという気もしないではなかったのですが、これを口にしたらそんな気持ちはいっぺんに吹き飛んでしまいました。
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25年以上も昔に何度も食べた米国のステーキは大きいだけで固くて噛み切れなかったりしたのですが、今や全く別物。牧草を食わせて育てるOGビーフと違って穀物で育てた上等なアメリカ牛は下手な和牛よりずっと美味いです。というかそんな物と比べるのが失礼な立派なブランド。神戸牛をDNAに持つ霜降りの「American KOBE Beef」などは相当うまいらしいですが、そんな高いものを食べずとも十分です。 

付け合わせのポテトもあの皮の厚いポテトでなく皮の薄い品種で上品な味。

アメリカやイギリスの食事を不味いっていう方が大勢いますが日本と一緒。店それぞれです。



こうしてワインを2本も空けたのが祟ったのでしょうか…
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翌日は15時のフライトに乗るために12時半にはタクシーに乗り込んでいなければなりませんでした。なのに、掃除に来たメードの声に目を覚ましたのが13時24分。 飛行機のドアが閉まるまでにあと1時間36分しかないのにまだパジャマです。

事態を悟って大慌て。

顔も洗わず歯も磨かずに散乱していた荷物を片っ端からスーツケースに叩きこんで13時35分にチェックアウトを済ませましたが、ホテル指定のまともなタクシーが来たのが13時45分。事情を知ったフロントもベルボーイもとてもてきぱきやってくれただけに、この10分の待ち時間が長かったこと。

14時15分頃空港着。運転手のおばちゃんは到着前から領収書を準備し始めてくれました。14時20分頃大混雑の航空会社のチェックインカウンターを見て一瞬萎えましたが意を決して大きな声で事情を叫んで前方に割り込ませてもらい、14時35分に搭乗手続きを始めることができてなんとかセーフ。

出国手続きやセキュリティーチェックを滞りなく済ませてゲートにたどり着いたのは定刻15分前の14時45分でした。

GOOD JOB !!!

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コメント

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常吉さんのお話には、美味しい話が付くのね・・(^^)

それにしても、寝坊とは太っ腹・・・
もし、飛行機乗れなかったら振り替えは効なかいのかな?

不覚

えみ丸さん、

寝坊などあり得ないと思っていたんですが、時差ボケだったんですね。不覚、不覚。

昔ならどの航空会社の便にも振り替えられるチケットを与えられていたんですが、リーマンショック以来経費節減で同じエアラインにしか振り替えがきかないチケットなんです。ですから乗り過ごすと翌日の便を待つことになるので必死でした。

米国出張、うらやましいです。華やかですね、新車発表会は!
デトロイトには行ったことがありません。
昨年のサンディエゴ出張で食べたステーキがとてもおいしく、私もそれまでの「米国産牛肉はぜったい食べんぞ!」という誓いが、あっさり崩れてしまいました。(^^;)

飛行機が…

くーぺきゃんぱーさん、いつもどうも!

最近のリセッションで、座席のクラスは落とされるし日系の航空会社を使わせてもらえないし、13時間はなかなかきつい物がありました。ちょっと足が遠のきます。

ちゃんと育てた米国産の牛肉は美味しいですね。

ところで、これからのガーデニングの成果を楽しみにしています。