2018.06.10奥只見の秘峰 未丈ヶ岳

6月10日【未丈ヶ岳ハイキング】
W/もも

今週も山の予定はなく、つまらん週末を過ごすつもりでいたら直前になって思わぬお誘い。
ガッツリ歩きたいとのリクエストだったので、土曜日未丈ヶ岳、日曜は荒沢岳に行くことにしたのですが…。

9日(土)
自宅を出る時に確認した未丈ヶ岳の天気予報は1日曇りだったのに歩き始めた瞬間にバラバラと無情の雨…。
ずいぶんと未練がましく悩んだ末にこの日は奥只見ダムと小出観光に切り替えました。

ダム見学の後は小出のそば処薬師へ行って美味しいへぎ蕎麦。
YakushiDSC_1030_R.jpg

夜までの時間つぶしのつもりで旧目黒邸見学。
20180609_14_R.jpg

最初に目を引いたのは白川郷の農家とは格違いの茅葺屋根。
燻蒸のため毎日囲炉裏の火を絶やさないそうです。
20180609_17_R.jpg
併設の資料館や庭園巡りも含めて時間を忘れて堪能できました。
目黒邸はどれ一つを取ってもいわくがあるのでボランティアの方からの説明を受けることを是非お勧めします。

夜は以前から気になっていた魚沼ホルモンへ。
体を動かしてないからあんまり食欲ないねぇとか言いながら入ったのですが、結果暴飲暴食。
一品一品安いので遠慮会釈なしに食べられますが、床が脂っぽいので素足で行ったのは失敗でした。
UONMHRMNDSC_1033_R.jpg 
で、どういう風に車に戻ったのか全く記憶にないのですが、車内で宴会の続きを始めてすぐに落ちたそうです。情けない…。


10日
泣沢登山口8:20→8:50第4渡渉点→(泣沢登山口戻り)→9:25第4渡渉点9:30→鉄製の橋9:37→10:37 974ピーク→12:24未丈ヶ岳12:40→(往路戻り)→第4渡渉点14:50→15:15泣沢登山口 (6時間55分-出戻りロス35分=6時間20分)

奥只見シルバーラインの泣沢出口はご覧の通り待避所の側壁のシャッターを自分で開け閉めして通行します。昨日は最初それを知らずに通り過ぎ、石抱き橋でUターンしてもまたもや気が付かずに通り過ぎ、シルバーラインゲートまで戻ってネットで調べてようやく理解してもう一度舞い戻ってようやく登山口に到着しました。
20180609_8_R.jpg

シャッターの外側。(帰路撮影)
ジュラシックパークかはたまたキングコングの防御壁か!?
20180610_65_R.jpg

トンネルがカーブする地点なので衝突注意です。(帰路撮影)
20180610_66_R.jpg

トンネルを出て小道を1分行くとゼンマイ採りの作業小屋のそばに駐車スペースと登山届のポストがありました。
登山届は誰でもポストから出して読むことができるので、若い女性の個人情報を投函するのはちょっと気になりました。
20180610_25_R.jpg

三又口の尾根取付きまでは明確な踏み跡の分岐が幾つかあるので、山慣れしていないと迷うかもしれません。
20180610_26_R.jpg

地形図とは違って三又口の鉄製の橋までに枝沢の渡渉2回、泣沢の渡渉2回、計4回の渡渉がありましたが、今回は3つ目までは靴のまま飛び石伝いで問題なく渡ることができました。(帰路撮影)
20180610_64_R.jpg

2回目の渡渉(帰路撮影)
20180610_61_R.jpg

3回目の渡渉(帰路撮影)
20180610_60_R.jpg

泣沢左岸のトラバース道(地形図のゲジゲジマークの部分)はちょっとした難路。滑り落ちても死にはしないと思いますが、ただでは済みません。

4回目の渡渉(泣沢左岸→右岸)は靴を脱いで渡りましたが、上流に雪渓があるらしく痛いくらい冷たかったです。
その渡渉を終えた対岸で私の大ポカが判明。

1回目か2回目の渡渉を終えた先にカメラを置き忘れてしまったことに気付いたのです。ももにここで待っていてもらうことにして探しに戻ったのですが、草むらの中のカメラを見つけられずにズルズルと登山口まで戻ってしまいました。結局戻り道で見つけることができたのですが、時間がかかりすぎたために、てっきり私が滑落してしまったものだと確信したももが私のザックまで持って難路を戻ってくるところでバッタリ。

涙ながらに私の胸に飛び込んでくるもも…。
なーんてことがあるわけもなく、本気で叱られました。もう単独行動は絶対禁止ですからね!と超プリプリ。
あー、難路より怖かったですわ。

というわけで本日2回目の靴脱ぎ渡渉。もも、スマン。
20180610_28_R.jpg


三又口付近のおっかない鉄製の橋で黒又川を渡ると尾根への取付きになります。
20180610_31_1_R.jpg 

尾根に乗ってしまえば登山道の分岐もなく、歩きやすい登山道を淡々と登るだけ。
20180610_54_R.jpg

974ピークから50mばかり下りて、松の木ダオと呼ばれるコルを過ぎると本格的な登りが始まります。
写真中央が登山道のある尾根。カッコー、ホトトギス、ツツドリのトケン3兄弟の競演を聞きながらのんびり登っていると、茂みの中から80kgくらいはありそうなデブデブカモシカが飛び出してきて驚かされました。
20180610_37_R.jpg 

雪渓からの涼風がいい気持ち。
20180610_38_R.jpg 

「ちょっと前は20kg担いでこのくらいのスピードで歩けましたよね。」
ももと本チャンでロープを組んだ経験は少ないのですが、二人で北岳バットレス4尾根を登りに行った時のこととか、互いにペアは違いましたが奥又白ベースへのアプローチを一緒に歩いた時のことを思い出しました。今や遠い昔の話です。

うーん、でも後ろからケツを蹴飛ばされているようです。

そんなことで急登を喘いでいると唐突に山頂に出ました。テントが何張りかできる平坦でそっけない山頂。
地形図では南西~北東になだらかな尾根が延びていたので、できれば足を延ばしてみたいと思っていたのですが、想像通り掻き分けていく気が起きない藪に覆われていました。
20180610_44_R.jpg

山頂直下には大きな雪田が続いていました。たかが1500mちょっとの山なのにさすが南魚沼屈指の豪雪の山です。
20180610_51_R.jpg

帰路は往路ピストン。
20180610_57_R.jpg

午前中は風も冷たく快適だったのですが、帰路は皮膚にまとわり付くような不快な熱気にうんざりでした。
泣沢の冷たい水で少し生き返った気分です。
20180610_58_R.jpg

難路のトラバースも問題なく通過し、15時少し過ぎに無事登山口に到着しました。
単純標高差は900mちょっとしかなく、泣沢沿いのアプローチが終わってしまえば単純で明確な登山道が続きますが、意外に楽しめました。来年もまた必ずこの山に来ようねというのは二人だけのヒミツです。


関連記事

コメント

非公開コメント