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2017.05.20 針ノ木岳マヤクボ沢

5月20日 【針ノ木岳(マヤクボ沢)スキー】
16/17シーズン37日目(山26/ゲレンデ11)
W/スガー(熊谷山旅会)
Weapons/Dynafit Manaslu, TLT Speed Radical, TLT6 Performance

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蓮華大沢を滑走するつもりだったが、出合から見た大沢下部はデブリーランド。反して針ノ木雪渓下部は雪が緩む頃には滑走に支障がなくなりさそうな古いデブリ跡。予定を変更して面ツルのマヤクボ沢を滑ることにした。山頂から直下の大岩の間にドロップしたが、滑走と同時にザーザーとスラフが流れ1,2ターンごとにやり過ごしを強いられた。少し下がって傾斜が緩んでからは快適滑走。マヤクボ沢出合から下も予想通り滑走には大きな支障はなく、消化試合以上に不整地滑走を楽しめた。初めて使ったスバリ岳とのコル経由の登路はデロデロ雪崩の危険も少ない上に楽チンでGood!
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県営無料P→扇沢駅5:08→7:40マヤクボ沢出合(休憩)8:00→9:00スバリ岳とのコル9:18→(夏道:シートラ、上部アイゼン)→10:10針ノ木岳(大休止)11:00→マヤクボ沢滑走→針ノ木雪渓滑走→12:45扇沢駅→12:50県営無料P

3月18日の黒部横断以来2か月ぶりの針ノ木雪渓。扇沢駅付近はすっかり雪が消えていた。
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針ノ木雪渓と言えば頭に浮かぶのは雪崩事故。気温が上がる前に登ってしまうためにグータラな我々としてはかなり早めの出発とした。
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こちら2か月前の風景。
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蓮華大沢からの押出し。今年は本流方向に流れたデブリは少なく、両側の沢から落ちて針ノ木雪渓をまたぐ大きなデブリが幾つもあった。
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これも2か月前、デブリも堰堤もなくとても美しかった谷。
日向ゲートから延々歩いて来たたものだけが見られた素晴らしい景色。
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蓮華大沢右俣(帰路撮影)下部のデブリを見てマヤクボ沢への転進が視野に入った。
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針ノ木谷がちょっと急になる手前でクトーとヘルメットを付けている時に我々を追い越し、その後ずっと我々の前を歩いていたのは先々週黒部源流でも一緒になった最強ボーダー軍団の一員S井さんとその友人S藤さんだったと知ったのは帰ってきてFBを見てからだった。お話しできずに残念。
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マヤクボ沢に入ってすぐの左岸のブッシュ帯に上がって大休止。
登っている時は緩斜面に見えるんだけど、こうしてみると結構な急斜面。
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この辺りで針ノ木岳への登路は大きく二つに分かれる。
一つは南東コルを目指す(ノーマル?)ルート。もう一つはスバリ岳とのコル(北コル)経由で北側稜線の夏道を登るルート。
以前は前者を登ったが、かなりの急斜面で雪崩の可能性が頭をよぎった覚えがあるし実際事故もここで起きたと思われる。
今回は斜度が緩い後者のルートを選択した。

マヤクボ沢急斜面1段目。(このルートでは2段目は登らない。)
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ここを登り切ったらあとは平坦部を突っ切ってコルまで緩々と登るだけ。

立山・剱が手に取るような北コルに到着。
マヤクボ出合で我々が休憩中に先行して行ったS井さんPはシートラの準備を終えてスバリ岳の稜線に向かうところだった。
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コルから山頂は目と鼻の先だけれど、登山道が雪で覆われて急な雪壁になっていないかがちょっと心配だった。
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ほんの10m程度の雪田トラバースの為にアイゼンを使ったが、そこ以外は気分爽快の岩稜歩きで山頂へ。
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扇沢駅から全く息が上がらないビスターリペースで歩いて来ても日帰り装備ならまぁまぁ一般的なタイムで登れたじゃん。
64歳と1ヶ月半、GWの黒部縦走で完全に失った自信を少しだけ取り戻しました。
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微風快晴。1時間近くも絶景の山頂でのんびりした。

山頂直下の大岩の間を落とすかそれとも南東コルからドロップして広い斜面を気分よく滑るか迷ったが、コルとの間にある急な雪壁を滑って下りるのが怖いので大岩からのドロップを選択。

写真では分からないけれど大岩の間は一瞬だけちょっと急。(と言っても私が問題なく滑れるくらいだから大したことはない。)
案の定ザーザーとスラフが落ちて1,2ターンごとにスラフ待ちを強いられ時間がかかった上に、なぜかこの時無線が通じずスガーには心配をかけた。

斜度が緩んだ下部でトラバースをかけ、稜線からのスラフが届かないこの写真の位置まで来てようやく無線が通じた。
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スガーはスラフを避けるために稜線をトラバースしてコルからドロップ。(やはりコルとの間の雪壁は急だったとか。)
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気温が上がった割にはまだ雪は締まっていて快適クルーズ。早出して正解だった。
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マヤクボ沢出合まで下りてしまえばお楽しみは終ったも同然。
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ここから先は消化試合だけれど、雪は固すぎず緩すぎず。左岸トラバースが始まる堰堤群までは不整地滑走が十分楽しめた。
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今日もいい一日でした。
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