踏跡皆無 雪に覆われた大ナゲシ北稜トポなし出撃

11月3日【大ナゲシ北稜】
W/M.yumi(ウチの会)、ETさん、スガー(熊谷山旅会)、339°(←)
使用ギア:50mロープ(懸垂)、お助け紐、アイゼン、沢バイル
赤岩橋8:53→枝尾根取付き→11:35野栗諏訪山の直下コル11:45→13:55大ナゲシ西コル14:05→14:20大ナゲシ14:25→15:25赤岩峠15:27→(杣道)→16:38赤岩橋

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これだよなぁ、これっ!!
雪がたっぷり積もったバリハイルート。普段なら薄い踏み跡が答えを示してしまうパズルも雪が覆い隠してくれてルーファン三昧。雪がなければなんでもないだろう登路の探索も慎重に5人で協力しあって。
これが本来のバリハイルート。バリハイの魅力は「ここが登路かなぁ? でも行き詰っちゃったら戻ってくるのは怖いよなぁ」というドキドキのファーストアッセントごっこ。目印のテープや懸垂下降点を示すスリングの残置は後から来る人への親切ではなくせっかくの遊び場をダメにする罪作り。幸いにもこのルートの後半は残置テープ類は見かけず、たっぷりと藪山の魅力を楽しませていただけました。
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今週も立山初滑りを断念。北八ツとか那須の温泉付き山小屋デート山行も考えたのですが、せっかく関東北部に積雪があったのでバリハイカーの聖地という大ナゲシ北稜に行ってみる事にしました。直前になってET師、熊谷山旅会の2人も参加になって大船に乗っての山行になりました。

赤岩橋(野栗沢)710m地点で積雪数センチ。楽しい日になりそうです。
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今日は1日約束された快晴(のはずだった)。サンサンと降り注ぐお日様で暑いくらいでした。
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尾根上で崖に行きあたって短い懸垂下降。
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トポ無視なので何があってもいいように50mロープを2本持ってきましたが、結局使ったのはこの短い懸垂1か所だけでした。

崖に行く手を阻まれるたびに右や左に登路を探すのですが、雪の急斜面での右往左往は結構ドキドキです。
無事登路発見の一コマ。
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要らないんだけど、安心のためのワンポイントお助け紐。
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野栗諏訪山の南側の崖は懸垂で下りるつもりでいましたが、トポを読んできたメンバーは東に延びる尾根を使った巻きルートを主張。でもトポ頼りじゃつまらないじゃん。中庸を取って私の心が命ずるルートを辿って1356Pとのコルに出ました。

更に1356Pの南側の岩峰(通称小ナゲシ)の基部で岩壁に行き当って前進できなくなりました。帰宅後記録を探してみるとどこか弱点を突いて登れるようでしたが、なんせ深い雪なので動き回って踏み抜いて崖から落ちることが不安です。ET師の読図で傾斜の緩い沢を探して一旦退却。
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で、やり直し。
時間も押しているのでここで登れないと…。
ガスで視界も利かず、ビバークの4文字がちらついたこの辺りが緊張のピークでした。
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狙い通り! 
まぁヘッデンは使うことにはなるでしょうけれどこれで下山の目途が立ちました。
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稜線はいいのですが、踏み跡がないのでトラバース斜面のルーファンはちょいやっかい。それでも迷うことなく大ナゲシ基部の一般道に出たのですが、そこが登山道であるということにはすぐには気づきませんでした。

それじゃ、登ります。
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南面の一般ルートに雪が付いていなかったのは時間に追われていた我々には幸いでした。
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一般道、悪谷遡行、そして今回北陵から。3回目10数年ぶりのピークです。
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簡単なはずの赤岩峠への一般道も要ルーファン。1回間違えて崖に出てしまいました。
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赤岩峠から赤岩橋へ続く明確な杣道もこの通り。悪谷の下山に使ったことがあるのですが、迷わず下りられるのか少々不安です。
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エキストリームと化した悪い杣道に悪態をつきながらもヘッデンを出す前に車に到着できました。暗くなっていたら相当時間がかかったと思います。トップでガンガンルーファンしてくれたET師に感謝!
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いやぁ、超面白かった!


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