2016.09.10 シッケイ沢中俣遡行→イイ沢下降

9月3日【毛渡沢 シッケイ沢中俣遡行→イイ沢下降】
W/5級沢女子、寅(以上ウチの会)、スガー(熊谷山旅会)
使用ギア:なし

***************************************************
昨年滑って非常に満足度の高かったシッケイ沢(滑ったのは左俣)を遡行してきました。水に入ることも少なく、スラブ帯ではお日様に炙られるので真夏に登る沢ではないですね。それとスラブに出るまでの単調なアプローチと下山が冗長。
昨年3月に一緒に滑ったメンバーに加えて、ここ2年でアルパインクライミングの名だたる難ルートや飯豊の5級の沢などを一気に制覇してしまったがんばり屋の5級沢女子と一緒に行ってきました。
***************************************************

仙ノ倉谷林道ゲート前広場6:00→毛渡沢・仙ノ倉谷出合(群大ヒュッテ前)→6:35毛渡沢入渓→8:35シッケイ沢出合8:55→9:30二又(右俣へ)→9:45中俣・右俣出合(中俣へ)→12:15シッケイ沢の頭南コル12:30→イイ沢下降→14:30仙ノ倉谷下降→15:20平標新道→群大ヒュッテ→16:30林道ゲート前広場


車止めから仙ノ倉谷左岸林道を少し歩き、群大ヒュッテ前でコンクリート製の立派な橋を渡り、平標新道入口を右手に見送って林道を進み、その終点から藪の中の踏み跡をほんの少し進むと赤テープに導かれるように毛渡沢左岸に出た。ゲートからここまで約35分。

毛渡沢入渓点。
Shikkei20160903_4_R.jpg

雨が続いたせいか水量は通常よりも多そうに見えました。
Shikkei20160903_5_R.jpg

時折足元を走るイワナを見ながらシッケイ沢出合へ。
Shikkei20160903_8_R.jpg 

シッケイ沢に入ってからも基本的にはゴーロ歩きで滝らしい滝は出てきません。
Shikkei20160903_10_R.jpg    

稜線が見えているのがいいですね。
Shikkei20160903_13_R.jpg

何度もインゼルが出てきます。
Shikkei20160903_14_R.jpg

   
Shikkei20160903_19_R.jpg


MMDSCN6314_R.jpg

左俣が合わさる二俣です。中俣へは水量の減った右俣を登ります。
Shikkei20160903_20_R.jpg

ちなみに残雪期にもう少し下から撮った風景。
1TR0321DSC00663_Ra_R  

左俣にはナメ滝がかかり、水量は圧倒的にこちらが多い。(と言っても右俣に比べれば、という話です。)
Shikkei20160903_21_R.jpg

右俣の遡行を続けます。
Shikkei20160903_26_R.jpg

すぐに中俣分岐ですが、中俣はこの通りのボサ沢。寅はたけちゃんが記録を上げている右俣を遡行したかったようですがスラブはこちらの方が発達しているようなのでこちらを選択。
Shikkei20160903_28_R.jpg

中俣に入ってみるともはや源頭の様相。
Shikkei20160903_31_R.jpg

とんでもないショボ沢に誘ってしまい、5級沢女子にケツを蹴られるんじゃないかとドキドキしながら登りましたが、トータル的には楽しかったとのことで良かった良かった。
Shikkei20160903_34_R.jpg
 
ボサを抜けるとこの通りのスラブが開けました。このスラブを登るためにここに来たのですが、ここまでのアプローチがあまりにも長すぎますね。
MMDSCN6331_R.jpg 

しかし遮るものがないスラブ帯の暑さは半端ではありません。

僅かな水流に水を求める二人。しかし熱せられたスラブを伝ってきた水は生暖かい…。
スラブ登りの季節じゃありませんでした。
MMUPShikkei20160903_43_R.jpg 

お隣の西ゼンのような広大なスラブでもないし、傾斜も緩く段差もあります。
Shikkei20160903_51_R.jpg 

それでもすっきりしたスラブ登りは楽しいね。
Shikkei20160903_53_R.jpg 

残念ながら意外に短かったスラブ帯。
MMDSCN6335_R.jpg 

MMDSCN6339_R.jpg

どこもスキー向きの斜面です。
MMDSCN6338_R.jpg

源頭まで続く水流。
このまま藪漕ぎなしで稜線に出られるかと甘い期待を抱いたのですが…
MMDSCN6349_R.jpg 

わずかな灌木と笹の藪漕ぎ。
MMDSCN6360_2_R.jpg 

藪漕ぎを終えしばしのんびり。
遠い台風の影響で稜線上は肌寒いくらいの風が吹き渡っていたのですが、フカフカの草のベッドに潜り込むとお日様の暖かさとと草の香りでとてもいい気持ち。
MMShikkei20160903_65_UP2_R1.jpg

そのまま稜線を乗り越すとそこは笹に覆われたイイ沢の源頭です。
しかしここも滑ったら気持ちの良さそうな斜面です。
春になったらテントを運び上げてああしてこうして…、夢が膨らみます。
Shikkei20160903_67_R.jpg

急ですが快適な下降。両手で笹を掴んで一気に150mほど下りられました。
MMDSCN6373_R.jpg

沢形が出てから灌木に覆われた単調なゴーロ下りがずっと続きます。水流も一時は出てきましたが途中から伏流してしまいます。

ようやく開けた水流に出てようやく体を冷やすことができました。スラブで温められたシッケイ沢と違って火照った体でも長く入っていられないほど冷たい水でした。
Shikkei20160903_76_R1.jpg  

この後、仙ノ倉谷を下り、途中で谷を横断している平標新道を歩いて帰ったのですが、そこで私だけジバチに2か所刺されるというおまけがついた沢登りになりました。後で聞いたら先月荒沢岳にご一緒したtさんも先週全く同じ場所で刺されたとのこと。これから西ゼンや東ゼンに行かれる方は注意した方がいいかもしれません。


夜は毎年何回かお世話になる水上のSkier's Placeに泊まってBBQ。
翌日はRyuさんのご好意でキャニオニングに連れて行っていただくことになりました。
BBQDSC_0219_R1.jpg  

関連記事

コメント

非公開コメント