2016黒部スキー周遊①(Day 1&2)

4月30日~5月6日 【赤牛岳返り討ち】
初日)晴れ後雪 新穂高~双六谷二又
2日目)ガス・強風 双六小屋停滞
15/16シーズン 滑走33日目
Weapons/Manaslu, TLT Speed Rad., TLT5 MNTN TF-X
W/Lまっちゃん、寅(ウチの会)
行程/新穂高6:06~7:28ワサビ平7:35~12:15大ノマ乗越~(滑走~シートラ)~13:23双六谷~14:47双六谷二又(泊)
タイムスタンプ付き写真の表示時刻は20分進んでいます。)
*新穂高~秩父沢出合までシートラ
*大ノマ乗越からの下り滑走⇒シートラ
*双六谷沢割れで左岸トラバース
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悪天候で入山できなかった2014年を除きこの数年恒例となったGWの黒部スキー縦走。山頂は踏んでいるのに滑らずに残ってしまっている赤牛岳東面を今年も目指した。
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寡雪はわかっていたが…
雪のゆの字も見えないワサビ平。
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GWにこの光景を見たことのある人は少ないはず…
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ちなみに、まれに見る寡雪と思われた2015年5月5日でさえこれだけ雪があった。
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更には2010年5月1日
この年は下抜戸沢からの巨大デブリの通過を避け、左俣谷を埋め尽くしたSBで簡単に左岸に渡り、雪が厚く残った橋を渡って右岸に戻ったほど雪が多かった。
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橋のたもとを過ぎてからもシートラは続き、ガレガレで歩きづらい夏道の途中からようやく雪渓に出た。夏道では不安定なガレ場歩きと板の通過を邪魔する灌木に苛立ち、軽量化したとはいえ7泊8日分の荷にスキーが加わり肩に重くのしかかった。
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秩父沢出合付近でようやくシール歩行が可能になったが景色はゴマ塩。
例年はこの付近で行く手をふさぐ巨大デブリはその片鱗すら見当たらなかった。
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クラゲ…
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オフトレの甲斐あって昨年よりずっと楽だった秩父小沢。
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大ノマ乗越から双六谷への斜面は予想に反してカリッカリ。エッジが抜けたら間違いなく谷底まで一気にダイブは必至。階段下降で慎重に20mほど落としたけれど雪は緩まず、先々週の立山一の越での転倒がトラウマになった私はでシートラに変えて下りた。滑って下りた二人を長い時間待たせてしまって申し訳ない。
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例年は沢身を淡々と歩くだけの双六谷。
今年は嫌らしいトラバースをしたり側壁を登ったりちょっと素直でなかった。
大ノマ乗越からの下りで二人を長い間待たせたことで精神的に落ち込んでいた私には長くて辛い行程だった。
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テント泊の我々水が取れない双六小屋に行くメリットはなく、当初予定通り二又にC1を設営した。
左俣上部からの雪崩(二又を埋めた実績あり)や左岸尾根稜線の雪庇崩落が怖くてこれまで避けてきた場所であるが、今年はこの通り安心である。
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5月1日 ガス・強風
双六谷二又6:20~7:10双六冬季小屋(停滞)

昨夕から降り始めた雪は朝方止んだが、ホワイトアウト。
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とりあえず双六冬季小屋まで行って様子を見ようということになった。
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11時になっても目の前の双六岳の斜面すら見えず風も弱くならないために、停滞を決定。
(後日知った事であるがこの日単独で太郎小屋を出発し高天原温泉に到達していた強者がいた。そのモチベーションの違いがその後の結果の明暗を分けることになる。)

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