2015.07.19 魚沢遡行赤岩沢下降

7月19日【魚沢遡行/赤岩沢下降】@奥鬼怒 
W/ Lマッキー(熊谷山旅会)、藪漕ぎジョニ(←)、寅(ウチの会)

シューズ:ラバーソール
使用ギア:50mロープ、30mロープ、補助ロープ、アルパインヌンチャク2、カム#1
天候:曇り時々薄日
行程:女夫淵駐車場6:00→6:30遊歩道の魚沢の上(入渓準備)→黒沢→魚沢出合6:47→魚沢遡行→12:20黒岩田代→赤岩沢下降→18:25女夫淵駐車場

今週は北アルプスの某沢でイワナと焚火を楽しむ予定でいたが天候に翻弄されて二転三転、昨年同行者の怪我で敗退した赤岩沢遡行、魚沢下降の反対周りを日帰りで行くことにした。
前夜泊まった女夫淵の駐車場ではトラツグミの不気味な声とヨタカの派手ながらも哀愁を帯びた声を久々に聞くことができシアワセに浸れた。

女夫淵の駐車場から黒沢添いの遊歩道(廃道;一応立ち入り禁止)を歩くことちょうど30分で魚沢出合。
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遊歩道で入渓準備をして少し下流側に戻って黒沢に入渓し、魚沢出合へ。
しかし、台風通過の後にも関わらずしょぼい水流。やっちまったのか?
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しかしすぐに水流が増えて一安心です。
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入渓草々早々こんな小滝が連続します。
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渓相はいいのですが、倒木が目立つのが残念です。
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そしてナメの始まり。
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今日もオオルリとミソサザイの囀りを聴きながらヒタヒタと。
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緑とナメを覆う清流。幸せの光景。
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短いながらもゴルジュもありました。水流が細いので困難なところはありません。
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これが魚沢の大滝でした。我々には直登できないので左岸を巻きましたが、
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落ち口へ向かってのズルズルのいやらしいトラバース。落ちることはないと思いますが、万が一にでも落ちたら死んでしまうのでロープを出しました。
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滝と滝の間はナメが続く。
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わおーっ!
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ナメの間にはアクセント。飽きません。
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三俣です。左俣が水量が多く見えますが右股が本流です。
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右股にかかる滝の最後の数手がなかなか難しかったので肩車で突破。4人目の私の番の時に唯一のホールドと言ってよいフレークが剥がれてなくなってしまいました。みなさま、ゴメンなさい。
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ヤマセミが何者かに襲われた痕跡。もー、見てみたい鳥なのにまったく。
ちなみにこういうのは生存競争とは言いません。競争でもなんでもなくて弱い種が強い種のエサとなる自然の摂理、弱肉強食と言います。
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空が見えてきてもまだナメが続きます。
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20mくらいありそうな湿ったナメ滝が出てきました。
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もんどり打って落ちない限り怪我をすることはないと思いますが、微妙な凹凸を拾って慎重に登ります。
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高さがある上、この先でさらに傾斜が増すので途中から右手に伸びる支流の傾斜の緩いスラブへ逃げました。

その支流は水枯れしてからも沢形は明確でしたが、藪漕ぎジョニが「藪漕ぎしなきゃ沢登りじゃないでしょ。」とか訳の分からん事言うのであえて脇の笹薮を僅かに漕ぐと、ドンピシャ黒岩田代に出ました。
いやぁ、天国。
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田代を南方向に横断し、適当に藪に入るとそこはもう赤岩沢の枝沢でした。
すぐに始まった水流を少し降りるとすぐに開けた本流と合流しました。
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登ればなんでもないところでも下りは神経を使います。やはり沢は登りだなぁ。
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「上の大滝」と「下の大滝」の2本の滝以外はいずれもクライムダウン。

「上の大滝」は落ち口から右岸をトラバースをしてルンゼ脇の斜面を50mロープで2回懸垂下降。
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しかしたけちゃん達はよくこんな滝登ったよなぁ。

このガレの源頭から懸垂下降しました。
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下の大滝「赤岩沢の大滝」は右岸の藪の中にあった残置スリングを使って懸垂。我々は50mロープに30mロープを足して懸垂しましたが、50mシングルで事足りると思います。
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「赤岩沢の大滝」全景。昨年は水流右を簡単に登りましたが、今日は水量が多くてちょっと大変そうに見えました。
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ちなみに昨年の登攀風景。
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大滝の下は至極平凡で退屈、その上岩が滑って疲れます。

大堰堤を越えて黒沢出合に到着しましたが、ここから廃道歩きがまだ1時間。
今日は12時間越えの沢歩きに満足しきった1日でした。
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今回は通常1泊のルートを日帰りで行きましたが、やはり沢は泊まってのんびり焚火を楽しみたいですね。

蛇足)
一般的には赤岩沢を遡行して魚沢を下降する周回ルートが多く歩かれているようですが、赤岩沢の上の大滝の登攀が目的でない場合には登れる滝と美しいナメが延々と続く魚沢を遡行した方が楽しいと思われます。
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