4月29日~5月5日 【のんびりゆったり黒部スキー周遊】
4日目)双六小屋冬季小屋~高天原
14/15シーズン 滑走37日目
Weapons/Manaslu, TLT Speed Rad., TLT5 MNTN TF-X
W/スガー(熊谷山旅会)
行程/温泉沢左岸テン場7:25~岩苔小谷~11:15岩苔乗越12:00~12:40祖父岳14:02~北東面滑走~15:40岩苔乗越16::24~黒部源流滑走~16:33黒部源流テン場
天候/快晴

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今回が最後、今回が最後、毎年そう思いながらも今年のGWも黒部に入った。今回の狙いはまだ滑ったことがない赤牛岳の東西両面と祖父岳の滑走。しかし還暦を越えて早や2年、まして昨年はフリー三昧のシーズンオフを過ごしてしまったので体力の低下が否めない。そんな事を言い訳に、苦しい思いをせずにのんびり行動することをあらかじめ公言しておいたリゾート山行。
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過去のスキー縦走で滑った黒部源流の山々。
薬師岳(複数回)、北ノ俣岳(複数回)、黒部五郎岳(3回)、三俣蓮華岳(2回)、鷲羽岳、水晶岳(2回)、雲ノ平南面(複数回)、同北面(複数回)

北アルプス最奥の赤牛岳はこれまで2度の滑走チャンスがありながらも水晶岳の魅力に負けて未滑走。
祖父岳・ワリモ岳はこれら名峰に比して地味な存在で滑走対象から外れていた。

今日はそんな祖父岳の滑走の日。
縦溝の発達がひどい今年は午前中の滑走を避けるために今日ものんびり行動とした。

見通しが利かないだけでなく障害物の迂回を何度も強いられる高天原の森はコンパス歩行の絶好の練習場。ホワイトアウトの雪原でセカンドが5m先を歩くトップにコンパスで彷徨を指示して歩く計器飛行の練習をスガーにしてもらいながら2150の等高線が岩苔小谷を横切る地点を目指した。(常時GPSを携行しているものの、やはりスキルとして身に着けていれば2重に安心なので。)
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こんな縦溝初めて見た。
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過去何度もいい思いをさせてもらった高天原北面の「神が造りしゲレンデ」。次回はここから。
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幾度も沢や池や濃いブッシュの小さな迂回を強いられながらも、何も考えることなく10mごとの計器歩行を続けてドンピシャ目標地点へ。
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岩苔小谷をハイクするのは初めてであるが、単調で退屈なルート。
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岩苔乗越には昨晩温泉脇サイトで一緒になったテレマーカー氏と再開。
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黒部源流へ滑り込むFさんを見送る。
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我々はポカポカと暖かい乗越で雪が緩むのを十分待ってから祖父岳へ向かう。
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祖父岳は黒部のヘソ。源流域の名峰のど真ん中にある。
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360度の絶景とはここを見ずして語るなかれ。
薬師~赤牛~水晶~ワリモ~鷲羽~三俣蓮華~黒部五郎~北ノ俣
そしてその向こうには立山、槍、笠…。

こんな写真しか撮れないのがとても残念だ。
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初めて立山から新穂高への黒部横断に成功した時の 思い出の廊下沢と薬師見平が眼下に一望。
薬師見平と赤牛はセットでもう一度いけないものか?

目的のためには手段や過程などどうでもいい。現在いろいろと悪だくみを思案中である。
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祖父岳の山頂はアンテナ3本。
天気予報を収集したところ明後日は朝から雨が降り始め、風雨共に強まるとの事。
明日は水晶滑走をあきらめ双六の避難小屋へ戻ることにした。
しかしこういう展開になると昨日のさぼりが痛いなぁ。
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1時間半以上も感激の山頂で過ごし、ようやく重い腰を上げて北東面にドロップした。
下が見えないノール地形。緊張と期待が入り混じる。
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待った甲斐あって素晴らしいコンディション、固すぎず、腐らずの絶妙のタイミングを捕まえた!
そして斜度もゆるすぎず、きつ過ぎず。
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もちろん水晶や赤牛の大斜面とは比べるべくもないが、笑いが止まらない一本となった。
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岩苔小谷のボトムまで滑って滑走終了。
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岩苔乗越への登り返し中に、単独スキーヤーが岩苔小谷へ降りて行った。温泉に泊まるのだろうか?
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岩苔乗越で次の滑走の準備をしているとワリモの稜線から人の声が。
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やはりまっきー達だ!
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けた違いにスキーが上手い3人の滑りを見送ってから我々も今宵の宿となる源流台地を目指す。
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そろそろ酒が乏しい我々はマッキー達のビールが羨ましかった。
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新穂高を5時半に出たマッキーは2時にはもう双六小屋に着いてその日の内に双六山頂からひと滑り。一日前に入ったFさん、Yさんも同じようなペースだったとか。

幾ら我々が休憩三昧で登ってきたとはいえこの3人とは余りのペースの違い。
私のような体力の人間が来るところじゃないのかとちょっと考えさせられた夜だった。

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