パウパウと激モナカの真那板山

 1月5日【真那板山】北小谷
W/寅、スガー(熊谷山旅会)
14/15シーズン 滑走12日目
Weapons/Armada JJ, TLT Speed Rad., TLT5
大網集落(塩の道看板前)9:10→13:13真那板山13:33→西側コルから滑走→(ピットチェック@1105)→15:38大網集落
積雪状況;概ね標高850mから下は0104降雨でレインクラスト、それ以上の標高で乾燥粉雪
     直接証拠なし、1105北向き斜面にてFP膝・正構造・CTN ⇒ 安定性評価VG

数年来の宿題だった厳冬期乗鞍岳山頂記念撮影を別にすれば、12月中は山滑りを封印してゲレンデ練習に集中してきましたが、年も明けて予定通り山滑りを解禁しました。年末から4日まで続いた冬型が緩むことが分かっていたこの日、もちろん八方や栂池のアルパインエリアを滑りたいのは山々でしたが、お屠蘇漬けで積雪情報収集不足のウィークエンドスキーヤーとしては止めておいた方が賢明かなと。雪崩の可能性の低い小谷の里山に行くことにしました。

前日八方のゲレンデで飛んでいた寅と、バフバフツリーランを満喫していたスガーときっちょんちょんで落ち合って新年会。深々と降り続ける雪と明日の天気予報でTHE DAYを確信して盛り上がったことは言うまでもありません。

クライミングと一緒で駐車場問題を起こしたくないので寅の車1台に便乗し、大網集落の塩の道看板前の広場へ駐車。ここも大雪の降雪直後は雪置場になるのではないかと思われるので、そんな時は地元の方に確認が必要でしょう。 (1/7夜追記:当日の地元の方々の車の停め方が気になって調べてみた結果、ここはバス回転ゾーンでした。タイヤの跡からすると我々は回転ゾーンに停めていたようです。)
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ここがダメなら平岩駅周辺に車を停めて歩いて上がってくるつもりでいたのですが、地元の方はフレンドリー。わざわざ話しかけに来てくれた方がいて、
「おっ、登るんか。多分今年初めてだよ。オレも時々滑りに行くんだけど、今日はどうかなぁ、昨日この辺は雨だったからなぁ。」

が~~~ん。

気を取り直して板を担いで除雪された集落内の道を先へ進み、地形図に水線のある小川を渡って神社の先を右折した少し先で適当に左の雪壁を這い上がってスタートしました。

段々畑だか棚田だからしき開けた場所を抜け、杉林を通り抜けると広葉樹との混成林になりました。(標高550かもう少し上の杉林の中には農業用水が等高線とほぼ平行に設けられています。上部からはそれと分からないので帰路の滑走には十分注意が必要です。)

帰路の修行を覚悟させられたモナカ雪を踏みしめて。
何でこの時期の小谷に雨なんか降るんだよと悪態をつきながら。
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地形図に水線とダムの描かれた沢の右岸尾根は2次以降の林だったのですが、中には3人でも抱えきれないこんな大木も。
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こちらは立派なぶなの巨木。
なぜこの2本が残されたのでしょう。何かいわれがある木なのでしょうか。
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ヘタすりゃ山頂までのモナカを覚悟したのですが、幸い850m付近から上で極上パウダーに変わりました。
里山とは思えぬ急斜面のラッセルにも力が入ります。

そして稜線への最後の詰めはアップダウンが厳しそうな尾根を外して傾斜が一定している浅いルンゼに入ったのですが、ここが大大変でした。
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わずか30mか50m、すぐ目の前のコルまで登るのに1時間。
写真では伝わりませんが、残り10m地点での敗退すら頭をよぎったほどの悪戦苦闘。
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ようやく上り詰めたたおやかで気持ちの良いぶなの稜線。みなへたり込んでしまいました。
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たかが標高差800mの里山ですが、結構達成感のあった登りになりました。
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絶景の里山。
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帰路は往路をほぼほぼ忠実に。

苦労して登ったルンゼは
「オレ達よくこんなとこ登ったな」
という狭い急斜面。リーダーを買って出ていた私がトップで滑り降りましたが、ターンなど叶うはずもなくデラ掛けでズルズルと。ルンゼを抜け出し次の落ち込みでピットチェックをしましたが、予想通りのCTN。

あとはもう雄たけび挙げてバフバフのお楽しみ。惜しむらくはまだ藪が完全には埋まりきっていなかったことでした。
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楽しかったパウダーもそろそろおしまい。
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850から下で義理堅く待っていてくれたモナカは気温の低下もあってさらに立派に成長していました。
斜滑降・キックターン以外に活路なし。
木への激突や捻挫の恐怖と戦いながらかろうじて下山しました。

無事生還を喜ぶの図。
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1日がんばったご褒美は糸魚川で。
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里山スキーは私の山スキーの原点。
ではまた今週末。

真那板山_R 

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