2014/05/07 蓮華大沢右俣滑走

5月7日【蓮華大沢右俣】 単独
13/14シーズン 滑走25日目
Dynafit Manaslu, Dynafit TLT Radical Speed, Dynafit TLT5
 
我が家の家訓で単独山スキーは禁忌なのですが、このままでは悔いを残すという私の想いを察してくれた家内が何も言わずに送りだしてくれました。4月は色々な意味で心身共に消耗したので、一人でのんびり温泉静養も今回の大きな目的です。

5月7日 快晴 
扇沢無料P6:10→9:35針ノ木峠9:55→11:10蓮華岳西コル11:50→蓮華大沢滑走→針ノ木雪渓滑走→13:00扇沢無料P⇒旅館乗鞍仙山(泊)

よく晴れたこの朝は放射冷却で気温マイナス。雪崩が怖いので5時に出発するつもりでしたが、寒くてシュラフから出られず6時過ぎの出発になりました。

今日は撮ってくれる人がいないので自分撮りなど。
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大沢小屋がチラッと見えるか見えないかの辺りで雪が繋がりシール歩行を開始。

針の木岳が針ノ木雪渓の奥に姿を現しました。雪渓末端は懸念していたデブリもなく、高まる期待。ずっと先の雪渓が狭まる辺りには先行のスキーヤーが見えました。GW明けの平日なので誰もいないかと思ってきたのですが、さすが人気ルートです。
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雪渓中流域は左岸の谷から落ちてきた雪崩でデブリンランド。こりゃ滑れません。所属山岳会にも県警にも針ノ木岳ピストンで届けを出しておいたのですが、蓮華大沢の滑降に予定を変更しました。
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マヤクボ沢出合の手前でようやくデブリ地獄から脱出。この辺りなら気持ち良く滑れそうですが。
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蓮華岳に向かうためにマヤクボ沢出合でクトーを装着して針ノ木峠に進路を変更。途中で私を抜いてその後ずっと私の少し先を歩いていた方はシールだけでガシガシ直登して行きました。
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針ノ木峠にはまだ雪庇が残っているので気温が上がった時は注意が必要。登り易いルートを追うと雪庇のフォールラインを通ってしまうので、念のために大きく右に外して登りました。
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針ノ木峠。ここを下りれば黒部湖です。このルートも宿題の一つですが、黒部湖を容易に渡れる時期はここまでの雪崩が怖い時期。その兼ね合いが難しいルートです。
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登ってきた針ノ木雪渓。針ノ木峠には初めて登ったのですが、意外に斜度がありました。やはりパウダー時期は雪崩に対して相当警戒が必要でしょう。
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まだまだ雪が固いので、ここで少し時間を潰します。まずはルート変更を会にメールしようとしたのですが、それまでバリ3だったのに下らないメールの受信が終わったらなんと圏外になってしまってそれっきり。

先行の方は大して休む事なしに蓮華岳に向かって消えていきました。タフな方です。
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気持ちのよい稜線漫歩で蓮華大沢源頭となる蓮華岳の西コルに到着しました。
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本当に情けない事ですが、実はここに来る前に2754P東コル(赤石沢源頭)を大沢右俣源頭と勘違いして一度滑走準備をしてしまい、すっかりモチベーションを落としてここまでやって来ました。もう蓮華岳山頂へは行かずに、この西コルでハイク終了です。あーあ。

ちゃんと山頂まで登った先行の方が手を振ってくれて滑り始めました。
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右俣源頭はこの通り斜度も広さもスキー向き。雪が緩んでいてくれるといいのですが。
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先行の方と十分時間をあけて私もドロップ。
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残念ながら広い源頭部はまだクラスト気味でターン毎に表面のクラストが追いかけてくる状態でしたが、雪が多少緩んでいた急斜面は超カイカン!!
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しかし、楽しめた急斜面を過ぎるとデブリが出始め、
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こんなになっちゃいました。とは言え先日の白馬沢右股よりはだいぶましでしたが。
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しかし、そんなデブリンランドをやり過ごすとシャバ雪の超々爽快滑走。
(私のとっての)急斜面も楽しいけれど初級ゲレンデみたいな所は気分いいなぁ。
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GW明けというのに観光バスであふれ返っている扇沢に無事到着です。 幸い板掴みに遭う事もなく板を外すまで快適な滑走が続き、大満足の山スキーになりました。
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雪解けを謳歌する地元の方々やどこまでも連なる屏風のような北アルプスの雄姿を眺めながら乗鞍まで2時間半のリラックスドライブ。日本って素晴らしいな。

例年年末にお世話になっている乗鞍仙山。
本来この時期はメニューにないらしいのですが無理にお願いをしておいた霜降り和牛を堪能し、白濁の湯に朝晩5回も浸かってのんびりしました。
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明日はお手軽3000m峰です。

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