裏妙義木戸壁右カンテと丁須の頭登攀

4月19日W/いず(L)、 かおりん(登攀ポーター)

国民宿舎9:25→10:00木戸壁カンテ取り付き→10:50登攀開始→(登攀待ちあり)→13:20登攀終了→13:30同ルート懸垂→14:15取り付き14:40→15:30丁須の頭16:15→17:30頃国民宿舎

この写真が撮りたかったんだよねぇ。
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いずのお声掛けでお花見を兼ねて裏妙義の木戸壁カンテを登りに行ってきました。全5ピッチの簡単な登攀だけでは時間が余るだろうから丁須の頭の登攀とセットです。

期待していた桜は盛りを過ぎていましたが、桜の花が敷き詰められた絨毯の上にはアカヤシオが満開でした。
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登山道からは昨秋まさみちゃんと緊張しながら登った御殿風穴稜(写真右1/3)と御殿の壁(左2/3)が間近に見えました。あの時は写真に見えている風穴に着いて、現在位置とこれからの予定ルートを会のメンバーにメールで知らせておいたくらい不安だったのですが、登山道からこんなに近かったと知ってびっくりです。
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丁須の頭への登山道が木戸岩壁に迫った地点を壁沿いに戻るように右手へ行くとすぐに取り付きがありました。 photo いず
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登山道から1分。 別Pと計7名が楽に準備をできるだけの広さのテラスです。
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我々は3人が各ピッチ毎にtopを交代する(=ロープを結び直す)システムで登るので、直後に来た2パーティーに先に登ってもらう事にしたのですが、結局2番目でスタート。

1ピッチ目はいず隊長から。 下部は外傾ホールドが一部あります。
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2ピッチ目常リード。
傾斜が立ってきましたが、ガバガバなので爽快なクライミングです。
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3ピッチ目はかおりん。松の木テラスまでの短くて簡単なピッチでゴメンね。
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4ピッチ目はいず。正面の被りを避けて右手のカンテから登ります。
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photo いず
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爽快なクライミングにこぼれる笑み。 3人パーティは時間がかかりますが、写真を撮りやすいのがいいですね。
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5ピッチ目は常リード。
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整備されたルートは5ピッチ目でお終い。(手前にも終了点がありましたがその10mほど上にある安定したテラスに上がりました。)ここから先も登れるそうですが、藪々クライミングより丁須の頭の登攀の方が楽しいだろうと同ルートを懸垂で降りる事にしました。

妙義特有の炭団のようなホールドやイワヒバにロープが食われるのを避けるために、60mロープをシングルで懸垂したのですが、ちょっと欲張ったピッチで3mほど届かなかったところがありました。妙に時間掛けてるなと思いながら下りてみると、しっかり安全を確保したクライムダウンの準備が整えられていました。いず、さすが!!

いずもかおりんもマルチ懸垂の無駄ない手順に慣れているので私はただ下りるだけ。楽チン。

登りで各ピッチ毎に先行パーティ待ちがあったので下りてきたのはもう14時半近く。
丁須の頭へ急げ急げ。
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待ってくれよー。
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途中ですれ違った少しお歳のハイカーパーティからは
「今から登るの?」
「やめさせたら?」
とかいう囁きが聞こえてきました。

もう3時を過ぎているのですから当然でしょう。
ご心配をおかけして申し訳ありません。

この下降ルートは目をつぶっていて下りられるようなルートではありません。手足を使って下りるアスレチックルート。皆さんそこそこお歳のように見えましたが、結構大変だと思います。すごいなぁと思いました。

帰路撮影
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で、お待ちかねの丁須の頭の登攀ですが、私はもう何度も登っているので撮影係に徹する事にしました。 ちなみに撮影ポイントは横川側のキレットを越えた先の小ピークの肩です。 photo いず
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まず、いず切り込み隊長から。核心となる薄かぶりの最初の1手を難なく越えて。
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続いてかおりん。
二人ともイレブン前半をOSできる、と言うかかおりんに至っては最近それがデフォルトなので安心して見ていられます。
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そして再びトップ画像。 カッコいいねぇ。
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二人が喜んでくれて満足です。

帰路、いずが突然振り返って
「常さん、泣いてるの?」
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………。

花粉症に決まってるだろ! 
バカにしやがってもーーーー。 (今頃うれし泣き)

木戸壁とアカヤシオ。

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いず、かおりん、

ありがとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。


木戸壁カンテ Memo & Impressions)
傾斜の立っているピッチもありますが、ホールドはほとんどガバで景色も良く、爽快。支点は工事用の長いボルトを埋め込んだと言われているペツルが人工壁並みの間隔でセットされています。炭団ホールドが脆そうで怖いとの声がありますが、妙義の他のバリルートに比べれば登りこまれているので安定しています。ただし懸垂下降時は小さな落石がありますので下に他パーティーが居る場合は配慮が必要。

開拓者の意図との事ですが、正に初心者のマルチ練習用ルートでしょう。効率的な連続懸垂の練習にもいいと思います。登ってみれば誰もがよくぞ作って頂いたという気持ちが湧くでしょう。ただしクライミング自体は単調な炭団掴みが続くので、まぁ1回登ればそれでいいという感じがしました。行かれる方は丁須の頭の登攀とセットにすれば満足度アップ請け合いです。

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コメント

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常サマ、
お疲れ&ありがとうございましたm(__)m
大遅刻、申し訳ありませんでした。。。
どうなるかと思いましたが、アプローチのあっけなさに助かりました(^^;)
おすすめの丁須の頭、行ってよかったですー♪
妙義にはまだまだ行ってみたいルートが盛りだくさんですので、
ぜひぜひまたご一緒してください!!

おっちょこちょい!

いず、

前もなかったけ?
待ち合わてた駅を寝過ごしちゃって、戻って来る時にこんどはうっかり乗り過ごしちゃって…。

そりゃオーバーかぁ。

せっかくリーダーが決めておいた装備を隊員二人がちゃんと読んでなくてゴメンねー。お陰でいずが考えていた3人システムができなくてすいませんでした。3人システムには馴染みがないもんで今度教えておくれ。

妙義の藪岩、私もまだまだ未踏あり。究極は西大星かな。