2014年3月 至仏山山スキー (2)

3月8,9日【激ラッセルに尾瀬周遊スキー敗退】W/まっちゃん、おみづ
13/14シーズン 滑走18,19日目
常吉:Armada JJ, Dynafit TLT Radical Speed, Dynafit TLT5
まっちゃん:Dynafit Huascarán, Dynafit TLT Radical Speed, Dynafit TLT5
おみづ:BD Mega Watt, Dynafit TLT Radical Speed, Dynafit TLT5

激ラッセルだった初日はこちら

9日快晴
BP6:40→小至仏山2040付近にて積雪チェック→8:45至仏山10:00→ワル沢滑走→鳩待峠への尾根取り付き11:30→11:55鳩待峠12:05→13:50津奈木橋14:05→15:10戸倉ゲート

オヤマ沢田代直下の幕営地。天気予報通り快晴の朝を迎えた。
気温マイナス10℃程度で風も収まっていたが、10年ほど前に罹った凍傷の後遺症で両手が我慢ならないほど痛み、常吉ここでも使い物にならず。
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幕営地から見る燧ヶ岳。
先々週まっちゃんは単独1泊で戸倉から尾瀬に入り、氷結した尾瀬沼を渡り、燧を越えて檜枝岐へ抜けた。
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あれだけ積った新雪、果たして今日は安全にワル沢を滑れるのだろうか?
最悪往路を戻る覚悟で至仏山を目指すことにした。
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オヤマ沢田代から小至仏山は目と鼻の先。稜線上は雪が締まっていて助かった。
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ワル沢と条件が良く似た小至仏山東面で1回目のピットチェックを実施。
日付:140309
場所:小至仏山
標高:2040
方角:E
斜度:20度(目測)
種類:テスト
貫入:もも付け根
観察者:まっちゃん
天気:○(CLR)
降水:Nil(なし)
風:L(W)
気温:-7℃
立地:日射の当る開放斜面
雪崩やシューティングクラックなどの直接証拠:行動範囲内では観測されず。
積雪構造:雪面下160cmに埋没したMFcrに上からF~4F~1FのPP~DF~RGが載る正構造。
CT結果:CTM12 ↓40cm RP/CTH22 ↓55cm SP/↓160cmMFcrと上載雪の結合は良い。
表層15cmでバープテストに反応あり

判定:Fair

少し離れた所で観察したおみづ、次にワル沢源頭でまっちゃんがもう一度行った観察、いずれも同様な結果が出た。
以上の結果から、急斜面を避け、地形を選んで滑る事に決定した。

上記結果から小至仏山東面のトラバースを避けピークを越えたが、カリカリでちょっと緊張させられた。写真は至仏側のコルから。
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荒天が続く中、たった1日の晴天に恵まれた登頂。
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雪崩を警戒し、斜度が緩やかで地形の罠のない南峰からドロップすることにしました。
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大斜面に飛び込んだまっちゃん。
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続いて、私。
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強い日差しでクリーミーパウダー。スピードは出ませんでしたが、春スキーの様で気分爽快です。
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2ピッチ目を滑るおみづ。いやぁ、長い。
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鳩待まで林道が開通すればゲレンデ状態になる斜面を3人で独占です。
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3ピッチで長い大斜面を抜け、やがて沢形がはっきりしてくると斜度が緩みもう板は全く走りません。シールを着けて完全に雪の下に埋まったワル沢の右岸からオオシラビソの台地を抜け、
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オヤマ沢を渡って僅かに登り返せば鳩待峠。
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鳩待峠。
ワル沢に付いた3本のシュプール眺め、あそこを滑って来たのかと大満足に浸りました。
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鳩待峠からは緩んだ湿雪の林道を下りラッセル。まっちゃんが先頭でルートを付けてくれましたが、滑るどころか20mも歩くとビンディングに雪が付いて高下駄状態。この状態が戸倉まで続いたら4時間はかかると憂欝になりましたが、幸い津奈木橋から先は踏み固められたスキートレースができあがっていて高速道路状態でゲートまで滑り降りる事ができました。
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今回は厳しいラッセルのために当初計画した尾瀬周遊はなりませんでしたが、誰もいない尾瀬を歩けて大満足の二日間でした。
さて次回はどこにするかな。
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