2013妙義のバリエーション ②裏妙義 御殿風穴稜

11月17日【裏妙義 御殿風穴稜縦走】 for 御殿東壁偵察
W/  マサミちゃん

大好きな妙義のバリエーション第9弾です。
①2003年10月 星穴岳(星穴新道)
②2005年11月 裏妙義赤岩
③2005年12月 間違って裏妙義鶴峯山ジャンクションピーク
④2006年12月 裏妙義風穴尾根(旧登山道と無関係。会心のオリジナルルート)
⑤2011年11月 相馬岳北稜Ⅰ(相馬沢下降)
⑥2011年11月 金鶏山縦走
⑦2012年11月 相馬岳北稜Ⅱ
⑧2013年11月 妙義富士稜縦走

ルート
釜が沢出合8時→釜が沢二俣→風穴稜→門番の大木→風穴→御殿東壁基部(風穴稜とのギャップ)→無名沢下降→籠沢→国民宿舎裏妙義→16時釜が沢出合

**************************************
藪山バリエーションの楽しみはルーファンです。ルート情報を頭にたたき込んだり、赤テープ(黄色でも白でもおんなじですが)を追って行ったら何が面白いんでしょうか。なのでルート情報は書きません。必要な方は私が山行前の概要把握に使わせて頂いている西上州の師天野さんのガイド文を参考にしてください。
参考記録:天野さんのガイド
****************************** ********

国民宿舎付近から見た御殿。
登ったのは右手のスカイライン?よく分かりません。
13Myougi_Vari119.jpg 

この土日は期せずして所属山岳会の3パーティーが妙義に集結。
若者パーティは裏妙義一般道縦走と風穴尾根縦走、ベテラン女子トリオは相馬岳北稜縦走と星穴新道縦走、そして我々の妙義富士縦走と御殿東壁偵察。
前夜は3パーティー11人が一つのテントに入って遅くまで盛大な宴会。

マジメな私とマサミちゃんは7時には引き上げたのに、朝出発する時にはもう誰もいませんでした…。みんなエライなぁ。

昨日目星を付けておいた沢が釜の沢でないと判明してあわてて車で釜の沢探し。昨日はビールが気になっていい加減なことしちゃいました。
13Myougi_Vari077.jpg 

釜が沢二又の中間稜が風穴稜。
右俣から取り付くのですが、左俣の濡れた小滝に果敢に取り付いた私はセミになりました。

右俣から泥のルンゼへ、バイルを車に置いてきた事を後悔しながら。
13Myougi_Vari080.jpg 

尾根上には何やら果実がたくさん落ちていました。
13Myougi_Vari083.jpg 
 
野生のリンゴ? 美味しくないって言ってましたがそりゃそうでしょ。
13Myougi_Vari082.jpg

尾根の右手の樹間に御殿をチラ見。
ついで尾根のクマもこっちをチラ見。
あれだけホイッスル吹いてるんだからさっさと逃げろよ、もう。
13Myougi_Vari084.jpg 

尾根通しは低いけれど、もんどりうって左右どちらに転がっても…。
そんな所が随所に出てきた。
高所恐怖症の方はやめておいた方が無難なルート。
13Myougi_Vari086.jpg      

天野さんのガイドにある風穴の門番、大楓(実はミズナラ?)に到着。 
ここは安らぎの空間。
13Myougi_Vari088.jpg

そしてそのすぐ上で今回の核心となった土壁が我々の行く手を遮った。
左右いずれも切り立った崖で直登以外に道はなし。
しかしこんなロープ必須の壁のことなんか聞いてねぇぞ。13Myougi_Vari090_2.jpg
落ちたら根っ子ごと一緒に持って行かれしまう事間違えなしの灌木2ヵ所に気休めにならない中間支点を取り、頼むから崩れるなよと神に祈って岩場を乗り越したその先は今にも崩れそうなグズグズの土壁。傾斜は緩いがとても足を置いて体重を掛ける気がせず、無念の敗退。怖い思いをしながら支点を回収してようやく基部に戻った。

今日はこれで敗退と私は諦めたが、マサミちゃんが「ワタシにも一度トライさせて」と。
私が端から登路とは認識しなかった浅い凹角に詰まった灌木と土を掻きだし、何度も失敗した投げ縄スリングを諦め「怖くて降りられなーい」、とごじょごじょ、ごじょごじょ。

そしてついに突破! すっげぇ。さすが沢屋。
まさみちゃんの土木工事のおかげで続く私は簡単でラッキー!

瘦せ尾根が続く。
13Myougi_Vari092.jpg

そしてついに風穴に到着。
2006年に対岸の風穴尾根から遠望して以来7年、ようやく自分の風穴になった。
13Myougi_Vari094_1.jpg 

今日の無事を祈願する尼さんがいました。
13Myougi_Vari099.jpg  
私は先行きがちょっと不安、在京メンバーに現在位置とこれからの行動予定をメールしておいた。

そして更に東壁基部を目指す。
13Myougi_Vari104.jpg
     
50mで届くかどうか不安な懸垂下降をこなすと正真正銘風穴稜の突端へ出た。
目の前に広がる御殿東壁の登路は正面左にあるルンゼだろうか。
しかしもうそんなことはどうでもよくなっていた。
13Myougi_Vari106.jpg

本日3回目の懸垂で東壁基部のギャップへ下り立つ。この懸垂も着地点が藪で見えず非常に不安だったが、結果的には25mくらいだった。
13Myougi_Vari111.jpg

東壁登攀をするならこれでようやくアプローチの終了、ここからが本番の始まり。
こりゃ時間的にもなかなか大変。東壁登攀に成功した方々に敬意を表します。

大滝に阻まれて時間を取られる事を懸念していた沢の下降は幸い容易だった。
13Myougi_Vari115.jpg

肩すかしを食わされた昨日の富士稜。
ハラハラドキドキ、思ったより手応えのあった今日の風穴稜。
2日間楽しかったぁ。
まさみちゃん、姫、がが、ありがとう!
関連記事

コメント

非公開コメント