2013黒部横断スキー(ウマ沢・五郎カール滑走とサプライズ編)

【サプライズな出会いに感激した日】黒部五郎岳登頂とウマ沢滑走・五郎カール滑走
W/まっちゃん(L)
12/13シーズン滑走31日目

これで4年連続。すっかり恒例の感があるGWの黒部横断スキー縦走に7泊8日で行ってきました。全体概要はこちらです。



5/2 快晴のち小雪 稜線は強風
黒部五郎冬季避難小屋7:109:45黒部五郎岳10:15→ウマ沢滑走→10:45(登り返し)→11:40稜線→11:55五郎カール滑走→12:15黒部五郎冬季避難小屋(泊)

朝目が覚めたら期待以上の快晴が広がり、今日滑る予定の黒部五郎岳が白く輝いていました。早朝から日が当っているカールは雪が緩むでしょう。いやが上にも期待が高まり、急いで出発準備を始めました。
13GWKurobe192.jpg 

2月の戸隠パウキャンでお会いした新潟稜友会のSaTさんとシーハイルの方の出発をお見送り。Jオートルート縦走中の彼らは槍を目指します。(手前はまっちゃん。) 来年のパウキャンでのレビュー楽しみにしていますね。
13GWKurobe195.jpg 

黒部五郎岳へは一昨年は稜線伝いに登ったので、今回は五郎平を突っ切ってカールを登る事にしました。
13GWKurobe197.jpg 

カール中段まで来ると背後には槍の穂先が顔を見せました。
13GWKurobe200.jpg 

斜度が増すカール。稜線付近のアイスバーンを警戒して念のためアイゼン歩行に切り替えましたが、雪は緩んでおり安心して登れました。
13GWKurobe202.jpg 

最高の登頂日和というのに見渡す限り人影すらありません。
13GWKurobe205.jpg

メローな大斜面を贅沢に二人占め。 北ノ俣方面からの縦走路にも人影は見当たりません。
13GWKurobe213.jpg 

アイスバーンの上に10cmほどのドライパウダー。そう書くと底付きしてガリガリ滑りにくそうな印象を受けますが、スキーが上手くなったと勘違いするほど板が走ります。アイスバーンの上に乗ったパウダーの質と厚さが滑走にドンピシャだったのでしょう。こんな雪質を経験するのは初めての事です。
13GWKurobe216.jpg 

ゲレンデよりも滑りやすい最高の条件に堪らず、予定よりも1ピッチ落してウマ沢右岸の疎林帯まで滑り込みました。
13GWKurobe235_1.jpg 

そして中央カールを滑るために稜線まで約400mの登り返し。稜線直下の20mほどはクトーが利かず、ちょっと苦戦というか怖い思いをしました。
13GWKurobe238.jpg 

稜線に上がると同時にガスが出始めてしまいました。
13GWKurobe239.jpg  

カールの縁で晴れ間待ちです。
13KurobeM0101.jpg

今だ!
カールへドロップするまっちゃん。でも稜線直下は急で下が見えないので慎重に。
13GWKurobe261.jpg 

13GWKurobe241.jpg

13GWKurobe252_2.png 

続いた私も滑りやすいクリーミーパウダーに思わずガッツポーズ!
13KurobeM0103.jpg

メローな五郎平はヨーロッパの氷河滑走を思い起こさせます。
もっともそんなとこ滑ったことないけど。
13GWKurobe257.jpg

途中からトラバースして小屋前の斜面を狙います。
13GWKurobe264.jpg 

下に見える小屋へ向かってGO! 
ですが、ここは標高が低いのに何故かカチカチでした。
13KurobeM0107.jpg     

薄いドライパウダー、クリーミーパウダー、そして最後にアイスバーンと3通りの雪質を楽しんで満足感に浸りながら小屋へ到着すると、そこで劇的とも言える出会いがありました。
13GWKurobe270.jpg 

下を向いて準備をしているボーダーさんに挨拶をした所、考えもしなかった嬉しい出会い。思わず我を忘れて興奮してしまいました。

この山域ではめったにお目にかかる事のないスプリットボーダーさんだったので、三重の澤さんか某スプリットボードジャンキーさんかもしれないとは思っていたのですが、まさか敬愛する谷川岳の巨匠sukusaku_fukafukaさんだったとは!!今頃はてっきり槍を滑っているものだとばかり思っていました。

二人の巨匠のそろい踏み。
左はGWはもう20年近く欠かさずこの小屋をベースに黒部源流の山々を滑っておられるという黒部の巨匠Mさん。今回は45kgの荷を背負って2週間の滞在だそうです。
13GWKurobe276.jpg 

この日はお二人の貴重なお話を伺ったり、sakusaku_fukafukaさんの山行スライドショーを見せて頂いたりであっという間に過ぎてしまいました。

山スキーを始めた頃から憧れていた方と長時間親しくお話をさせて頂く事ができて幸せな気持ちでいっぱいでした。

関連記事

コメント

非公開コメント

思い出します

や~~思い出しますねぇ~、、、、、あの瞬間。
映画の感動のシーンを思い浮かべるように、何度も何度も思い出します。
黒部五郎岳から滑り降りてきて小舎に着いたところの出会いですから、よけいに感動的でした。
あれだけ人の少ないエリアでの出会いですからすごい確立なんだな、なんて・・・・・

でも、まだまだ滑っておられるようで脱帽です。
立山、お気をつけて楽しんできてください。

常吉さま
niigata r Satoです。

五郎の小屋では、バッタリで吃驚でした。
来年のパウダーキャンプは宜しくお願いします。


sakusaku_fukafukaさん、

立山の風呂の中で私とfukaさんの邂逅を知っておられる方がいてちょっと嬉しく思えました。でもあの感動はなかなか言葉では伝えられません。

今季はまだしつこくあと2回くらい行く予定です。

niigata r Satoさん、

オートルートの踏破おめでとうございます。今年の天候ではいろいろと大変だったでしょう。
黒部五郎小舎でのSatoさんとの出会いも驚きでした。
今年はコアな滑り手だけがあの辺りに入ったのでしょうね。

来年のパウキャンは10周年記念だそうです。
盛大に、そしてしめやかに盛り上がりましょう。