2013黒部横断スキー縦走(アプローチ編)

【ホワイトアウトのラッセルアプローチ】飛越トンネル手前~太郎小屋
W/まっちゃん(L)、Msまさみ、おみづ
12/13シーズン滑走27日目

これで4年連続。すっかり恒例の感があるGWの黒部横断スキー縦走に7泊8日で行ってきました。全体概要はこちらです。

4月27日 小雪、強風、ホワイトアウト
飛越トンネル2.4km手前7:00→7:45飛越トンネル7:55→寺地山トラバース終了11:05→(ホワイトアウトでGPSラッセル)→14:20北の俣岳稜線14:30→(ホワイトアウトでGPS滑走、ヒヤリハットあり)→16:10太郎小屋(泊)

昨夜泊った道の駅上宝で降っていた雨は大規模林道に入ると雪に変わり、みんなご機嫌です。
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飛越トンネル。
車を停めたトンネル2.4km手前から終始シール歩行ができたので、昨年よりもずっと楽だった。
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先行者のスキートレースは足首ラッセル。ありがたく使わせて頂きました。
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…。
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アップダウンを繰り返し、このルートの最低鞍部へ。まっちゃんさえも舌を巻いた地形を完に読み切った先行者の巧みなトレース。こんな事ができるのは藪山探偵の上野信弥さんくらいしか知りません。

しかしとてもGWの春スキーとは思えない光景。
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寺地山のトラバース。
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寺地山の先のコルでようやく追いついたくだんのパーティは避難小屋へと姿を消した。(夕方太郎小屋着。)

森林限界を越える北ノ俣岳の大斜面に入るといよいよ本格的なホワイトアウトとなった。目標物も見えず斜度も良く分からない状態の中、GPSを使っての計器ラッセルが続きます。
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強風で仲間のトレースもすぐに消え、パーティから20mも遅れてしまうと不安になります。

まっちゃん、おみづの的確なリードでロスなく的確に稜線に上がる事ができましたが、雪面の凹凸はおろか空との区別も付きません。ここからは慎重にGPS滑走です。
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滑走風景。
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ヒヤリハットもありましたが、何とか無事太郎小屋に到着。

こんなに深い雪に囲まれたGWの太郎小屋はイケメン若旦那すら初めての経験だそうです。滑落してドアをぶち破る恐れがあるので、出入り口の雪壁にはアルミの梯子が掛けられました。
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避難小屋から先、行動を共にしてきた単独の若いスキーヤー(↑)は迷った末にテント泊。エライ!! この日他に上がってきたのは避難小屋に立ち寄ったパーティーと、暗くなる間際の19時前に何とか無事到着したカップルの2パーティだけでした。

最後の布団の夜をヌクヌクと。
ビールと熱燗で極楽を見た私はいつも通りの突然死…。
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明日は晴れるかなぁ。
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コメント

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新雪

そちらもすごい雪だったんですね~~
皆さんが布団に潜る頃、こちらは尾瀬至仏山で車中泊でした。
強風で一晩中車が揺れていて、翌朝はこの時期にして新雪でした。

続き楽しみです。

あと1回

sakusaku_fukafukaさん、

麓は結構な雨で敗退も頭を横切ったのですが、山はこの季節考えられない雪でした。
この後sakusaku_fukafukaさんの第2のホームグラウンドを滑って私も板納めです。

お褒め頂き、恐縮です

GWは、息子と八甲田で山スキー&雪洞泊の予定でしたが、北東北~北海道のみ悪天続きで、温泉三昧に終始しました。
このところのルートファインディングの冴えは...? お褒め頂き恐縮です。
素晴らしい斜面の写真に、流涎しきり。うらやましい~。

えー!?

うわぁー、上野さんだ!

懐かしいなぁ。ご無沙汰しています。

息子さんと雪洞泊で山スキー?
もうそんなに大きくなられたのですか。時がたつのは速いですね。上野さんのお子さんだから優しくたくましい男の子に育ったんでしょう。

甲子の例のスキーツアーは残念でした。来年もトライするなら是非お声掛けください。