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ツツジの山

5月23日
シロヤシオには1週間早く、アカヤシオには2,3日遅かった。
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また来年。

2017.05.20 針ノ木岳マヤクボ沢

5月20日 【針ノ木岳(マヤクボ沢)スキー】
16/17シーズン37日目(山26/ゲレンデ11)
W/スガー(熊谷山旅会)
Weapons/Dynafit Manaslu, TLT Speed Radical, TLT6 Performance

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蓮華大沢を滑走するつもりだったが、出合から見た大沢下部はデブリーランド。反して針ノ木雪渓下部は雪が緩む頃には滑走に支障がなくなりさそうな古いデブリ跡。予定を変更して面ツルのマヤクボ沢を滑ることにした。山頂から直下の大岩の間にドロップしたが、滑走と同時にザーザーとスラフが流れ1,2ターンごとにやり過ごしを強いられた。少し下がって傾斜が緩んでからは快適滑走。マヤクボ沢出合から下も予想通り滑走には大きな支障はなく、消化試合以上に不整地滑走を楽しめた。初めて使ったスバリ岳とのコル経由の登路はデロデロ雪崩の危険も少ない上に楽チンでGood!
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県営無料P→扇沢駅5:08→7:40マヤクボ沢出合(休憩)8:00→9:00スバリ岳とのコル9:18→(夏道:シートラ、上部アイゼン)→10:10針ノ木岳(大休止)11:00→マヤクボ沢滑走→針ノ木雪渓滑走→12:45扇沢駅→12:50県営無料P

3月18日の黒部横断以来2か月ぶりの針ノ木雪渓。扇沢駅付近はすっかり雪が消えていた。
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針ノ木雪渓と言えば頭に浮かぶのは雪崩事故。気温が上がる前に登ってしまうためにグータラな我々としてはかなり早めの出発とした。
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こちら2か月前の風景。
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蓮華大沢からの押出し。今年は本流方向に流れたデブリは少なく、両側の沢から落ちて針ノ木雪渓をまたぐ大きなデブリが幾つもあった。
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これも2か月前、デブリも堰堤もなくとても美しかった谷。
日向ゲートから延々歩いて来たたものだけが見られた素晴らしい景色。
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蓮華大沢右俣(帰路撮影)下部のデブリを見てマヤクボ沢への転進が視野に入った。
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針ノ木谷がちょっと急になる手前でクトーとヘルメットを付けている時に我々を追い越し、その後ずっと我々の前を歩いていたのは先々週黒部源流でも一緒になった最強ボーダー軍団の一員S井さんとその友人S藤さんだったと知ったのは帰ってきてFBを見てからだった。お話しできずに残念。
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マヤクボ沢に入ってすぐの左岸のブッシュ帯に上がって大休止。
登っている時は緩斜面に見えるんだけど、こうしてみると結構な急斜面。
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この辺りで針ノ木岳への登路は大きく二つに分かれる。
一つは南東コルを目指す(ノーマル?)ルート。もう一つはスバリ岳とのコル(北コル)経由で北側稜線の夏道を登るルート。
以前は前者を登ったが、かなりの急斜面で雪崩の可能性が頭をよぎった覚えがあるし実際事故もここで起きたと思われる。
今回は斜度が緩い後者のルートを選択した。

マヤクボ沢急斜面1段目。(このルートでは2段目は登らない。)
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ここを登り切ったらあとは平坦部を突っ切ってコルまで緩々と登るだけ。

立山・剱が手に取るような北コルに到着。
マヤクボ出合で我々が休憩中に先行して行ったS井さんPはシートラの準備を終えてスバリ岳の稜線に向かうところだった。
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コルから山頂は目と鼻の先だけれど、登山道が雪で覆われて急な雪壁になっていないかがちょっと心配だった。
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ほんの10m程度の雪田トラバースの為にアイゼンを使ったが、そこ以外は気分爽快の岩稜歩きで山頂へ。
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扇沢駅から全く息が上がらないビスターリペースで歩いて来ても日帰り装備ならまぁまぁ一般的なタイムで登れたじゃん。
64歳と1ヶ月半、GWの黒部縦走で完全に失った自信を少しだけ取り戻しました。
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微風快晴。1時間近くも絶景の山頂でのんびりした。

山頂直下の大岩の間を落とすかそれとも南東コルからドロップして広い斜面を気分よく滑るか迷ったが、コルとの間にある急な雪壁を滑って下りるのが怖いので大岩からのドロップを選択。

写真では分からないけれど大岩の間は一瞬だけちょっと急。(と言っても私が問題なく滑れるくらいだから大したことはない。)
案の定ザーザーとスラフが落ちて1,2ターンごとにスラフ待ちを強いられ時間がかかった上に、なぜかこの時無線が通じずスガーには心配をかけた。

斜度が緩んだ下部でトラバースをかけ、稜線からのスラフが届かないこの写真の位置まで来てようやく無線が通じた。
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スガーはスラフを避けるために稜線をトラバースしてコルからドロップ。(やはりコルとの間の雪壁は急だったとか。)
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気温が上がった割にはまだ雪は締まっていて快適クルーズ。早出して正解だった。
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マヤクボ沢出合まで下りてしまえばお楽しみは終ったも同然。
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ここから先は消化試合だけれど、雪は固すぎず緩すぎず。左岸トラバースが始まる堰堤群までは不整地滑走が十分楽しめた。
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今日もいい一日でした。
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速報 針ノ木岳

自信回復。
日帰り装備ならまだまだ行ける!
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2017.05.02-05 第9回黒部周遊(or横断)スキー縦走(4)

5月2-5日 【黒部源流周遊スキー】@北ノ俣岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、双六岳、弓折岳
16/17シーズン33-36日目(山25/ゲレンデ11)
W/スガー(熊谷山旅会)、ヂュン
Weapons/Dynafit Manaslu, TLT Speed Radical, TLT5 Mountain

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GW恒例の黒部源流スキー縦走。当初計画では薬師東面某ルンゼを滑って黒部川横断後、高天原温泉をベースに水晶岳や未だ滑ったことがない赤牛東面を滑るつもりであったが、いろいろな事情で断念。初日晩に日程短縮も決定し、精神的負担のない和佐府から新穂高までののんびり縦走になった。今年は異常ともいえる高温に見舞われ、夜は夏用シュラフでも暑くて素足で寝るほどだったがその分雪はデロデロ。最高の滑りには恵まれなかった。また5泊6日(内1泊山小屋)+予備日1日装備でザック重量15.8kg(行動水1.5L、酒・つまみ含む)と軽量化には成功したが、登行スピードが全く出ず、体力・気力共に限界が来たことを思い知らされた山行となった。
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2日 和佐府林道ゲート7:05→9:20飛越トンネル(トラブル対応あり)10:10→(トラブル対応あり)→18:00北ノ俣岳稜線→18:50太郎小屋
3日 太郎小屋7:45→9:35北ノ俣岳10:05→(ボードトラバース時間要)→13:20黒部五郎岳13:40→五郎カール滑走(トラブル対応あり)→五郎沢右俣滑走→14:40黒部川(釣り歩きするも釣果なし)→18時頃黒部源流(C1)
4日 C1 8:00→2536コル→夏道→(南東面観察:滑走断念)→10:55鷲羽岳(2850地点) →11:50西面滑走12:15→C1撤収14:00→14:40三俣山荘14:55→弥助沢滑走→15:45樅沢出合(C2)
5日 C2 6:00→(常吉大ポカ判明、情けなくて涙止まらず)→樅沢→9:30双六岳10:10→双六谷滑走→13:00弓折岳14:00→南面滑走(ビンディング破損対応あり)→秩父沢滑走→15:25左俣林道→16:40新穂高(常吉大ポカ対応)→平湯定宿にて飛騨牛大宴会

出発してすぐに私の大ポカが発覚。この上二人に迷惑をかけることやら余りに情けないやらでマジ涙の出発となった。
二人に慰めてもらい気を取り直して出発。
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樅沢は側壁からの雪崩の心配も少なく傾斜も緩やかで、登りやすい良いルート。
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いつも効率的な登路が分からない源頭部。
今回は2560の屈曲部であえて沢身を外して左岸を越えてみたが、地形の凹凸が隠れるこの時期は最後まで沢身を詰めるのが正解のようだ。
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双六岳山頂ではじゅんりなMSのじゅんさんPとばったり出会いしばし歓談。じゅんさんのウェアのブランドが変わっていてちょっとビックリした。
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じゅんさんPと十分時間を空けて双六谷へドロップ。彼らの滑りを見ていて左岸側の斜面を滑ったのが大正解!
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槍をバックに雄叫びを上げるヂュン。
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穂高をバックに雄叫びを上げるヂュン。
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槍穂をバックに雄叫びを上げるヂュン。
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出合までの滑走を楽しんだ後は消化試合の本流滑走。普段は登り返しの標高差などけちらず沢身を滑るが、緩んだ雪の隠れトラップで沢に転落することを警戒して左岸をトラバースした。

4回目だか5回目だかの大ノマ乗越しへの登り。
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だとばかり思っていたら…

何と弓折岳に着いてしまった…。
なんか今年はヤバイ登りで怖いなぁと思っていたが、まさかまさかのルートミスとは…。
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まっ、いいか。滑ったことなかったんで。
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こりゃねーだろ!人造トラップ。↓
写真では分かりづらいのですが、テン場造成の跡が埋め戻されずそのまま放置されていて危うく落ちるところだった。
非常識もいー加減にせーよ。
そもそもこんなところによくテント張るよなー。走路(スキーじゃなくて、雪崩ね、ナダレ。)ど真ん中じゃん。
例えどんなに雪が安定してたって地震とかいろいろ考えないんでしょうか、私にゃ理解不能ですわ。
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気を取り直して滑り始めたのですが…
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悪態をついたために神様のばちが当たったのでしょうか、なんとヂュンのビンディングが…。
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いくら用意周到な我々でもさすがにこれには対応不能。
しかし、ヂュンすごい。片側ヒールフリーでもオレより上手。
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今年はデブリが潰れてソフトだった事も幸いだった。例年汗をかかされるこの辺りも楽々滑走できました。
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難なく左俣林道に到着。
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7年ぶりに見る蒲田川を埋め尽くしたSB。
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林道もゲートのかなり手前まで滑ることができ、歩きはごく僅か。今年は本当に楽だった。
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でこの後、例の私の大ドジで二人に大いに迷惑をかけて、ようやく宴会スタート。
9時ラストオーダー(10時閉店)というのに席に着いたのが8時45分。
しかしそのたったの15分で一人8千数百円の注文をして店の人には大いに喜んでもらえた。
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ちなみに4時から我々を待っていてくれたまっちゃん・寅Pは薬師中央ルンゼ滑走・立石奇岩での黒部川横断、赤牛東面滑走、水晶西面中央ルンゼ滑走、穴毛谷(ノーマルルート)滑走と満願成就のGWだった。

あー、うらやましい。





スガー、ヂュン、こんなオレに付き合ってくれて本当にありがとうございました。
もう成仏。
結局積み残しはできちゃったけれど、もう思い残すことは全くありません。



2017.05.02-05 第9回黒部周遊(or横断)スキー縦走(3)

5月2-5日 【黒部源流周遊スキー】@北ノ俣岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、双六岳、弓折岳
16/17シーズン33-36日目(山25/ゲレンデ11)
W/スガー(熊谷山旅会)、ヂュン
Weapons/Dynafit Manaslu, TLT Speed Radical, TLT5 Mountain

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GW恒例の黒部源流スキー縦走。当初計画では薬師東面某ルンゼを滑って黒部川横断後、高天原温泉をベースに水晶岳や未だ滑ったことがない赤牛東面を滑るつもりであったが、いろいろな事情で断念。初日晩に日程短縮も決定し、精神的負担のない和佐府から新穂高までののんびり縦走になった。今年は異常ともいえる高温に見舞われ、夜は夏用シュラフでも暑くて素足で寝るほどだったがその分雪はデロデロ。最高の滑りには恵まれなかった。また5泊6日(内1泊山小屋)+予備日1日装備でザック重量15.8kg(行動水1.5L、酒・つまみ含む)と軽量化には成功したが、登行スピードが全く出ず、体力・気力共に限界が来たことを思い知らされた山行となった。
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2日 和佐府林道ゲート7:05→9:20飛越トンネル(トラブル対応あり)10:10→(トラブル対応あり)→18:00北ノ俣岳稜線→18:50太郎小屋
3日 太郎小屋7:45→9:35北ノ俣岳10:05→(ボードトラバース時間要)→13:20黒部五郎岳13:40→五郎カール滑走(トラブル対応あり)→五郎沢右俣滑走→14:40黒部川(釣り歩きするも釣果なし)→18時頃黒部源流(C1)
4日 C1 8:00→2536コル→夏道→(南東面観察:滑走断念)→10:55鷲羽岳(2850地点) →11:50西面滑走12:15→C1撤収14:00→14:40三俣山荘14:55→弥助沢滑走→15:45樅沢出合(C2)
5日 C2 6:00→(常吉大ポカ判明、情けなくて涙止まらず)→樅沢→9:30双六岳10:10→双六谷滑走→13:00弓折岳14:00→南面滑走(ビンディング破損対応あり)→秩父沢滑走→15:25左俣林道→16:40新穂高(常吉大ポカ対応)→平湯定宿にて飛騨牛大宴会

今日は鷲羽岳の南東面と西面を滑った後、明日朝のカチカチのアイスバーンと化した弥助沢を滑走しなくていいように今日の内にテン場を樅沢出合に移しておくことにした。

上田のてんちょさん軍団と。
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熱き暑き抱擁。
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この日水晶へ向かう軍団を見送ってから我々は鷲羽へ。
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三俣蓮華からの大斜面。この8年間、あの山頂からここをいったい何度滑った事か。
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源流のテン場から鷲羽へは西面をシールで登ることも考えたが、南東面の偵察もあるので夏道を選択した。
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この時後ろの三俣山荘付近には薬師中央ルンゼ~黒部川横断・赤牛東面・水晶西面中央ルンゼという3つのレアなルートを終えたまっちゃん・寅Pが上がってきていたのが見えていた。
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南東面の滑走は斜面が見えず止めることにしたが、後で見たら私が滑れるような斜面ではなかった。
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南東面が滑れないなら山頂には行かないと駄々をこねる二人を置いてここまで来たが、あまり待たせるわけにもいかずあと10分を残してここでおしまい。
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で、ハイマツの中で滑走準備をして、西面の雪のあるほぼトップからドロップ。
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源流源流目指してメローな斜面の大滑走。西面なので雪も緩まずヒャッホーの滑り!
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はるか下の源流キャンプ場大アップ。
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ワイド&メローーーー!!
イヤイヤ、オレにはこんな斜面が気持ちよくてちょうどいいね。

滑走終了点がテン場という最高のロケーション。
ジリジリとお日様に焼かれながらお昼ご飯を頂いて居る時、ウチの会のI・Hパーティーが鷲羽の基部をトラバースしていったのを見ていたが、その時はそれと分からず手も振らなかった。今年は源流エリア大賑わいである。
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テントを撤収したら再び三俣山荘まで登って弥助沢の滑走。

山頂から続く鷲羽南東斜面は万が一滑落したら何100mも絶対止まらない斜面。私にとってはは技術以前にまず精神面からして無理な斜面だったし、もしも滑っていたらバッサリ切れていたような気がします。滑らないで正解でした。
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今まで大体いい思いをしてきた弥助沢だったが、今回は重々スノー。
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案の定バッサリいった。
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ボトムはこれまた最高のロケーション。大好きな場所の一つである。
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早くも今夜は最後の晩。残ったお酒とツマミで大宴会だ!
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2017.05.02-05 第9回黒部周遊(or横断)スキー縦走(2)

5月2-5日 【黒部源流周遊スキー】@北ノ俣岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、双六岳、弓折岳
16/17シーズン33-36日目(山25/ゲレンデ11)
W/スガー(熊谷山旅会)、ヂュン
Weapons/Dynafit Manaslu, TLT Speed Radical, TLT5 Mountain

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GW恒例の黒部源流スキー縦走。当初計画では薬師東面某ルンゼを滑って黒部川横断後、高天原温泉をベースに水晶岳や未だ滑ったことがない赤牛東面を滑るつもりであったが、いろいろな事情で断念。初日晩に日程短縮も決定し、精神的負担のない和佐府から新穂高までののんびり縦走になった。今年は異常ともいえる高温に見舞われ、夜は夏用シュラフでも暑くて素足で寝るほどだったがその分雪はデロデロ。最高の滑りには恵まれなかった。また5泊6日(内1泊山小屋)+予備日1日装備でザック重量15.8kg(行動水1.5L、酒・つまみ含む)と軽量化には成功したが、登行スピードが全く出ず、体力・気力共に限界が来たことを思い知らされた山行となった。
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2日 和佐府林道ゲート7:05→9:20飛越トンネル(トラブル対応あり)10:10→(トラブル対応あり)→18:00北ノ俣岳稜線→18:50太郎小屋
3日 太郎小屋7:45→9:35北ノ俣岳10:05→(ボードトラバース時間要)→13:20黒部五郎岳13:40→五郎カール滑走(トラブル対応あり)→五郎沢右俣滑走→14:40黒部川(釣り歩きするも釣果なし)→18時頃黒部源流(C1)
4日 C1 8:00→2536コル→夏道→(南東面観察:滑走断念)→10:55鷲羽岳(2850地点) →11:50西面滑走12:15→C1撤収14:00→14:40三俣山荘14:55→弥助沢滑走→15:45樅沢出合(C2)
5日 C2 6:00→(常吉大ポカ判明、情けなくて涙止まらず)→樅沢→9:30双六岳10:10→双六谷滑走→13:00弓折岳14:00→南面滑走(ビンディング破損対応あり)→秩父沢滑走→15:25左俣林道→16:40新穂高(常吉大ポカ対応)→平湯定宿にて飛騨牛大宴会

3日微風曇り一時ガス午後快晴
昨日の作戦会議で6日の荒天を避けるために日程を短縮、水晶と赤牛を端折って今日は五郎カールを滑って釣りをしながら源流に向かうことにした。
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ゆるゆると北ノ俣岳。

ヂュンの靴擦れがひどく、ここで応急治療。
スガーもかなりの靴擦れだけど、二人とも泣き言ひとつ言わない。
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北ノ俣岳山頂から中ノ俣乗越までは高度を僅かずつ落とす長いトラバース。ボーダーには気の毒なルート選択をしてしまった。
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スガーは途中でシール歩行に変更したようだった。
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中ノ俣乗越で再びシールを付けて、黒部五郎へ。
そして本日のお楽しみの五郎カール滑走。
何年か前は北東コル(夏道の辺り)からドロップしたが、今回はもう少し山頂寄りの雪庇の切れ目からドロップすることにした。
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ここでヒヤリハット発生。
先行者にはご迷惑をおかけした。改めてお詫び申し上げます。
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大ごとに至らなかったには幸いだった。サングラスを失われたが、私の予備グラスを使っていただき事なきを得た。
(春の長期縦走でサングラスをなくしたら大変。ゴーグルでの行動は多分できないので我々は予備グラスをパーティーで2個持っていた。僅か10gでフィルムケース大のSports Eyzは予備グラスとしてお勧めです。)

コル左上からドロップしコル下の斜面を滑った。
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赤が今年のライン、黄色が2013年のライン。正面効果で急に見えています。
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始めて滑った気持ちの良い五郎沢右俣。
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黒部川からみた五郎沢右俣。沢形が出てからは左岸尾根を気持ちよく滑った。
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時間がたっぷりあるのでヂュンはテンカラを振って釣り登ったが、残念ながら釣果なし。でもこの時期にここで竿を出せたのはいい思い出ではなかろうか。
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毎度お馴染み源流キャンプ場。(翌朝撮影)
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今年はマー君、てんちょさん他3名の最強SPボード軍団が到着していた。
今朝2時半に新穂高を出発してワンデイで源流に到着したとか。うーん、羨ましいその体力。
さすがにお疲れのようだったのでご挨拶もそこそこにテントに潜り込んだ。


2017.05.02-05 第9回黒部周遊(or横断)スキー縦走(1)

5月2-5日 【黒部源流周遊スキー】@北ノ俣岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、双六岳、弓折岳
16/17シーズン33-36日目(山25/ゲレンデ11)
W/スガー(熊谷山旅会)、ヂュン
Weapons/Dynafit Manaslu, TLT Speed Radical, TLT5 Mountain

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GW恒例の黒部源流スキー縦走。当初計画では薬師東面某ルンゼを滑って黒部川横断後、高天原温泉をベースに水晶岳や未だ滑ったことがない赤牛東面を滑るつもりであったが、いろいろな事情で断念。初日晩に日程短縮も決定し、精神的負担のない和佐府から新穂高までののんびり縦走になった。今年は異常ともいえる高温に見舞われ、夜は夏用シュラフでも暑くて素足で寝るほどだったがその分雪はデロデロ。最高の滑りには恵まれなかった。また5泊6日(内1泊山小屋)+予備日1日装備でザック重量15.8kg(行動水1.5L、酒・つまみ含む)と軽量化には成功したが、登行スピードが全く出ず、体力・気力共に限界が来たことを思い知らされた山行となった。
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2日 和佐府林道ゲート7:05→9:20飛越トンネル(トラブル対応あり)10:10→(トラブル対応あり)→18:00北ノ俣岳稜線→18:50太郎小屋
3日 太郎小屋7:45→9:35北ノ俣岳10:05→(ボードトラバース時間要)→13:20黒部五郎岳13:40→五郎カール滑走(トラブル対応あり)→五郎沢右俣滑走→14:40黒部川(釣り歩きするも釣果なし)→18時頃黒部源流(C1)
4日 C1 8:00→2536コル→夏道→(南東面観察:滑走断念)→10:55鷲羽岳(2850地点) →11:50西面滑走12:15→C1撤収14:00→14:40三俣山荘14:55→弥助沢滑走→15:45樅沢出合(C2)
5日 C2 6:00→(常吉大ポカ判明、情けなくて涙止まらず)→樅沢→9:30双六岳10:10→双六谷滑走→13:00弓折岳14:00→南面滑走(ビンディング破損対応あり)→秩父沢滑走→15:25左俣林道→16:40新穂高(常吉大ポカ対応)→平湯定宿にて飛騨牛大宴会

2日微風快晴
雪が多い今年は和佐府の飛越林道始点からシートラスタート。
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ちょうど1時間歩いたトンネル手前6km地点で雪がつながりシール歩行可能となったが、途中シールでは登れないデブリが道を塞いでいた。この8年4回目の飛越林道にして最多の積雪。
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飛越トンネル手前右手の沢が埋もれていたので迷わず尾根に取り付いて夏道をショートカット。しかしここで、この山行に備えて当り出しをしてきたヂュンのブーツのソール長が変化しアイゼンが付かないというトラブルが判明。(それも左右別々な長さに変わっていた。)もちろん備えあれば憂いなし、ではあったが全く想定外の事象に一同びっくりした。
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アップダウンのある稜線歩きではスプリット状態でのパスカング名手のスガーが転倒の連続。不審に思って聞いてみると滑走面のワックスが原因と思われるシール不調の為にスキーバンドでシールを固定したが、それが引っ掛かって前転してしまうらしい。豊富に持ってきたテーピングテープで対応した。アップダウンのあるルートではスキーバンドによる固定よりもテーピングテープの方が有効であるという事が教訓になった。

南面をトラバースして回り込んだ寺地山先からは一瞬の滑走。標高差はたった50mなのでシールのまま滑った方が時間効率はいいかもしれないが、シール滑走が下手な私は毎回シールを外して滑っている。
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コルからは700m弱の登り。ここまで時間がかかり過ぎており山小屋到着が遅くなることは確実だったが、私はちっともスピードが上がらない。

避難小屋脇からはヂュンとスガーに先行してもらい稜線上で小屋に電話をしてもらうことにした。
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標高差たった450mの登りだけで二人を40分も待たせてしまった。今日一日どれだけ足を引っ張ったことか…。

すまんっ…スガー。
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すまんっ…ヂュン。
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稜線から太郎山南コルまでは本日唯一のお楽しみ滑走。夕闇迫る時刻になっていたので雪が締り、ワイド&メローバーンの超快適ヒャッホー滑走が楽しめた。
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富山湾の夕焼け。疲れているのにスガーが小屋にも入らず撮ってくれた1枚。
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山小屋の夕食時間に大幅に遅れて小屋にまで迷惑をかけてしまった。

食後の気象情報チェックで1日短い5日下山が決定。それでも薬師東面某ルンゼ滑走と赤牛滑走の日程はあったが、自分の今日の体たらくを考え二人にルート変更を申し出た。快諾してくれた二人には感謝!

速報 黒部源流周遊

恒例の黒部周遊山スキー。

天候悪化予報で当初計画より大幅デグレードして笑われましたが、和佐府から入って北ノ俣岳(北尾根)、黒部五郎岳(五郎カール~五郎沢右俣)、鷲羽(西面)、弥助沢、双六岳~双六谷、弓折岳(南面~秩父沢)の滑走を楽しみ、新穂高に無事下山しました。

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入山前夜と下山直後にそれぞれ訃報。
いずれも自分とは桁外れな山行をされていた方とは言え、身につまされる思いです。
心よりご冥福をお祈りいたします。