2月25,26日 尾瀬周回スキー縦走からの転進
16/17シーズ20,21日目(山9,10/ゲレンデ11)
W/スガー(熊谷山旅会)
Weapons/Armada JJ, TLTSpeed Radical, TLT6 performance
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至仏山を絡めた1泊2日尾瀬周回スキー縦走を計画していたが、二日間とも予報が芳しくない。ガスの中のオープンバーン滑走など願い下げ。前夜22時過ぎにツリー主体のルートを探し始め、友人のアドバイスをもらってようやく行先が決まった。
初日はネット上で全く記録が見つからないルート、翌日は幾つかは記録があるルート。もちろん2日間とも人影無し。この静かなルートが喧騒であふれかえることを避けるために山名は伏せます。
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25日 晴れ山頂付近はガス
駐車スペース→ドロップポイント→駐車スペース
少しは天気予報がましだった上越国境エリア。しかしここまで晴れると尾瀬はどうだったんだろうと気になった。
深い森の平坦地なので何度もGPSと地形図を照合しながら歩く。
明日の滑走の下見を兼ねてのハイクアップ。
10センチほどのパウダーの下はアイスバーン。結構な斜度なので微妙なポイントもいくつかあった。

厳しかったハイクもようやく終わりが近い。
ドロップポイント付近は生憎薄いガスに包まれていたが、期待以上の大斜面が待っていた。
アイスバーンもなく快適な走る雪!
未だ続く。
うまい事往きのトレースと合流した後は 車を停めた所までパスカング。これがちと長い。

渋いルートが終わった夜はこれまた渋い小料理屋さんへ。
日本人のお客はスキースクールの校長先生やってる元全日本デモとか元レーサーとかベテランテレマーカーとか。
酒飲みのためのお店の見本。一番酔って使い物にならなくなっていたのはオーナーだった。
(大陸系のグループも2組入ってきましたが、今回もマナー全く問題なしでちょこっとだけれど交流が楽しめました。個人客は慣れたものです。)

いい夜だった。
26日 曇り、上部はガス
駐車スペース→ドロップポイント→駐車スペース
今日は昨日と同じドロップポイントから別なルートを滑る。
今回は山域調査が目的なのでうっすら残った昨日のトレースは捨てて別なルートからドロップポイントを目指したが、こちらも結構厳しい登り。
昨日のドロップポイントまであと50m。ようやく斜度も緩んだのにガスが出てしまったのでここでハイク終了。

ガスが濃かったので一番美味しかった源頭部の滑りは写真なし。

高度を落とすとガスが晴れた。


下部も雪は良し!


2日間誰もいない静かな山とかなりコアな小料理屋を堪能しました。
予報が予報だっただけに近隣の山には知り合いだけでも何組も入ったこの週ですが、我々は2日間とも誰にも会わず終い。
このまま静かな山を保ってくれることを祈ります。