2012立山初滑り

【素晴らしい3日間!!】W/大~勢
12/13シーズン滑走3,4,5日目 Sugar Daddy(163),Onyx,TLT5

恒例の立山初滑り。雪にも、仲間にも、天候にも恵まれて素晴らしい3日間を過ごしてきました。
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11月23日 ガス W/マッキー、スガー、ヂュン
天気も悪いので会の仲間5名とのんびり2番のトロリーバスに乗車。ほとんどの人が始発に乗ったのか、ガラガラです。

分かっていた事ですが、やっぱりガスガスの室堂平。道標の棒杭を頼りに山小屋へ向かったのですが、ホワイトアウトで足元すら見えず名人二人が相次いで崖下に滑落。後続Pも同じ場所で次々と滑落。
「恐るべし、室堂」

それぞれの宿舎(本隊:雷鳥荘、私:みくりが池温泉)に到着後もガスが晴れず、会の仲間との再合流をあきらめて同宿のマッキー達に混ぜてもらってビーコン訓練に出かけました。シーズン初めは何かと要領を得ず、いろいろと不手際が抽出されました。年内にあと何回かやらなくちゃ。
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そして練習中の一瞬のガスの晴れ間を突いて室堂山荘裏手の斜面を1本。やっぱいいなぁ、自然の雪の上の滑走。

と、そこに過激派の影。(エキストリーマーしょうこちゃんとMB。 )
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帰路、みくりが池温泉が目と鼻の先で完璧無比・完全無欠のホワイトアウトに遇って立ち往生しました。やっぱ「恐るべし、室堂」

みくりが池温泉の山小屋とは思えない美味しい日本酒と豪勢な夕食の後、タカさんを偲んで4人でしんみり想い出話。もうあの笑顔は見られない。

その後、○うさぎの大宴会とかしょうこちゃんPの国際宴会に合流しようかと思って部屋を覗いたんですが、どちらも熱くスキーを語っていたので遠慮しちゃいました。

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11月24日 晴れ後ガス・小雪 W/所属山岳会の3名(他2名は室堂山・称名川左岸)
①雷鳥荘前から雷鳥平へ
②別山乗越から北の2792Pへ上がって剱沢へ
③2792Pの北側Pへ登り返して再度剱沢へ
④雷鳥沢左岸尾根を末端まで→最高の1本
⑤室堂乗越の稜線手前から称名川右岸へ

1本目は雷鳥荘前からあのテント村を目がけて!
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雷鳥平から大走りを稜線まで登って内蔵助谷を滑る予定でしたが、急に気が変わって剱沢を滑る事にしました。

雷鳥沢右岸を登るパウダー喰い達。甘い粉砂糖に群がる蟻の群れそのものです。でも広い広い立山連峰、ちょっと外せばノートラックのいい斜面がいくらでもあるので心配ご無用。
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1時間と少し登って意外にも無風で穏やかな別山乗越に到着です。。その頃マッキー達は内蔵助谷で強風に吹かれて芯から震えていたとか。なんて運がいいんでしょう、ワタシ。
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別山乗越から北側の2792峰に登っでまずは積雪評価。これから滑る斜面を荒らしてしまうので深くは掘りませんでしたが、20cm↓CTH。 下層へ行くほど順調に締まってまずまず安心でした。
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お言葉に甘えてトップでノートラックを頂くワタクシ。
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ロングターーーン!! 山スキーって最高~!
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野営場が見える地点まで滑り下りると剱がでかい!
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武蔵谷まで足を伸ばそうとの話も出ましたが、下の方からガスが上がって来た事だし美味しそうな斜面が呼んでいる2792の北側ピークへ登り返す事にしました。
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そして剱沢へもう一回。何本かトラックは入っていましたが、雪は良かった!
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滑り終わるや否やガスに巻かれて視界がなくなってしまいましたが、滑走中はちゃんと太陽が出ていて楽しく滑る事ができました。なんて運がいいんでしょう、ワタシ。昨日のホワイトアウトの記憶もなま生しいので剱沢を登り返して戻る事にしました。

ガスの中の滑走は気が重かったんですが、別山乗越に着いて滑走準備を整えている内にガスが消え始めたではありませんか。なんて運がいいんでしょう、ワタシ。

そして狙った雷鳥沢左岸尾根はやっぱりノートラック!これは運じゃなくて狙いです。 称名川までの長い滑りを奇声を上げて堪能しました。
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この1本だけでもう帰るはずだったんですが、あんまり良かったんで全員心変わり。今度は室堂乗越からのノートラックの急斜面を狙いましたが、稜線直前まで行って再びホワイトアウト。 盲滑降でおっかなびっくり下りて来た後、平坦地帯にあった地形の罠が見えずに両スキーが突き刺さって見事転倒。あー、怪我しなくて良かった。

今夜もマッキー、スガー、ヂュンと宴会。3人とも私以上のギアオタク・事情通だから話が面白い。消灯後も食堂が使えたのでちょっぴり夜更かしできました。

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11月25日 無風快晴 W/所属山岳会の5名(他2名は称名川左岸と山崎カール下部、1名は国見岳北東面・室堂山)
①雄山山頂から山崎カール~ 称名川ボトムまで

THE DAY !
最高の天気に恵まれました。 1211Tateyama0111.jpg 

今日は雄山山頂から山崎カールを滑ることにしました。
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一の越に上がってもまだ微風という好条件の下での雄山登山。アリのように続く行列を見てげんなりしましたが、ほとんどの人がツボ足ピストンで山頂から滑ろうという人はそう多くありませんでした。
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ほとんど風もなく日が当ってポカポカでまるで残雪期のような幸せな山頂に着いたら昨日に続いてまたもやエモタキチーム(ブルクリ)とバッタリ。早くも来季の内緒話をしておきました。

あのカッコいい鹿島槍にはカオリンが、針の木岳にはおーすけさんがいるはず。どうしたかなぁ。
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ドロップポイントから山崎カールを俯瞰。室堂周辺が一望です。
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カールには数日前の破断面が残っていたものの、雪が適度に締まって不安を感じない滑走。ロウソク岩付近は雪が減って地雷原、全員何回かガリっとやってしまって板に勲章を付けながらの滑走になったのですが、そこは腐っても山崎カール。満足の滑りを堪能しました。
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兵どもが夢の跡。
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更に称名川ボトムまで歓声を上げて滑ります。
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幸せのライン。 
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毎年楽しい立山初滑りですが、今年は全てに恵まれて特に素晴らしい3日間になりました。

今回も色々な方とお話ができました。しょうこちゃんはもちろん、滝本さんとかCMHウッディさんとかOACウッチーとか知り合いの山スキーヤーはもちろん、お互いスキーヤーとは知らなかった都内某ジムでの顔見知りとか、きっとご近所だろうと当りを付けていた某HP運営の山屋さんPとか、とか、とか。
きっとどっかに居るんだろうなと思っていたまきchin隊とも帰路のアルペンルートでお会いできたし。

一緒に滑ってもらった皆さん、二晩一緒に飲んだマッキー隊、楽しくお話させてもらった皆さん、ありがとうございました。

また、来年! お祭りなんだから少しくらい雪がなくてもね!

立山初滑り速報

滑り、仲間、天候、お酒、語らい、出会い、素晴らしい3日間になりました。
一緒に遊んでくれた皆さん、ありがとう!!!

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初滑りってこんなもん

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ガッスガスでビーコントレだったけど、一瞬の隙を突いて室堂山荘裏1本ゲット!

I'll be back !

11月21日【某ジム】

「あの頃確か3級登ってましたよね?」
先週久々のジムで言われたこの言葉で火が着いてしまいました。

言われてみれば3年前は時々だけどボル3級。その後再開したリードは昨年末から今年2月にかけてイレブンOSとか、いくらか成果。ガバ続きのドッカブリなんてアルパインの役に立たねぇからよ、とか言っちゃってお買いでおっかないカチ・ジブス系の垂壁イレブンに入れ込んでた。

春を過ぎ、それまでOSした何本かの10dがトップアウトすらできなくなり、先週ついにアップに使っていた10cすら登れなくなってしまいました。 50肩や夜遊びを理由にだんだんジムから遠ざかっていたせいですかね。
でもね、やるぜオレは、ってんで3時間×3のプライベートレッスンに申し込み。

お願いしたお題は
「70歳になってもイレブン登れる華麗なクライミングテクニック。」
まぁ、そうは言ってませんが、そういうお願い。

TR:5.8、5.7、5.9、10a
リード:10a(OS)、10c(OS)、10b(OS)、11a(×)、5.9(OS)
イレブン未満はBCよりちょっと難し目。 11aの時にはもうよれていてルーフを越せず。

そりゃぁいいんだけど、合間合間にしていただいたアルパインのTipsには目からウロコが30枚。埼玉の山岳会、会社の山岳部、今の山岳会と渡り歩いてアルパインをやってきましたが、誰も教えてくれなかった小技の数々。プロは凄い!

ほとんどの事の完成形は知ってるけど、「右手であれして左手でこれして、これはこの向きでこう持って」ってそこに至るまでの手順なんて誰も教えてくれなかったもんなぁ。これを身に付けられたら登攀時間大幅短縮。なんせビレーループへのルベルソのセット過程すら今日の今日まで知らなかったんだから。(もちろんセット後の完成形は間違ってませんよ。)

すごい先生見つけちゃった。
ワンクールだけのつもりで申し込んだんだけど、しばらく付いて行こうと思っています。

滑りより湯治…

23-25日 

今判ってるだけでもマッキーP、しょうこちゃんP、ぢゅんP、yukaさんP…
どんだけ来るねん。

ちなみに少し下の方のお隣さんにはウチの本体PとかウッチーPとか。

みんなで飲もーぜーーーー!!!

19日の写真に山崎カールの破断面が写っていたそうです。
一気に降り過ぎたんでホンキで気を付けよーね。

滑りよりおしゃべり…

11月18日【地の利】
軽井沢プリンスホテルスキー場 W/マッキー

午後はマッキーも私も用があるので午前中ちょこっとだけ。
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ジュニアレーサーで大混雑。日本のスキー界の将来は明るいかな?
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で、心も体もたくましくなったらこっちにおいで。楽しいぜぇ。
しっかし、行ってみたいトコ、滑ってみたい斜面、尽きないなぁ。


アバランチエアバッグ、導入しました。

立山初滑り 積雪Hot情報

11月17日【11月16,17日の室堂周辺積雪情報】

立山初滑りな皆さま、

16,17日に立山に入山・滑走された三浦大介氏から現地の積雪情報が入りました。ご本人は通信環境不具合とのことなのでここに代理で掲載いたします。(電話での聞き取りだったので一部不正確かもしれませんが、大きな聞き違えはないと思います。)

立山はこの10年なかった積雪に恵まれ、吹き溜まりでは3mの積雪。したがって毎年泣かされる地雷には一切遇わなかった。

16日金曜日は晴天に恵まれ、浄土山と山崎カールをそれぞれ山頂から滑ったが、例年ならこの時期カリカリの稜線すらフカフカパウダー。16日までに降った雪とその前に積もっていた雪との結合は良好で楽しめた。

ただし、17日は気温が上がり、湿り気味の雪が降った。19日からは寒気が入り再び雪になると思われるが、17日に降った湿り雪との結合には要注意。また稜線付近は飛雪が観測され、ウィンドスラブ形成の恐れがある。従ってウィークインターフェースやウィンドスラブが形成されているかもしれないことを十分考慮した行動が求められる。
 

概ねこんな感じでした。
氏はアマチュアですが、北岳バットレス(ヒドゥンガリー)の初滑降を始めとして多くのスーパーエキストリームな初滑降を一か八かでなく安全に成功させている方ですので、その言葉に耳を傾けて損はないと思います。(特に急斜面の厚いウィンドスラブ、めっちゃ怖いです。)

とは言っても、あくまで今後の予測・可能性です。実際の推移はこの先の天候次第、自分の手と目でしっかりチェックして安全行動で初滑りを楽しみ、夜はみんなで楽しく杯を酌み交わしましょう!


たまにはいい事言うな、オレ。

山仲間

11月15日【スペインバル セレス】池袋

アーティスト系アルパインクライマーjuqchoさん と、OACの開祖kuroさん と、今や売れっ子山岳ライターのニシさん と。    Photo juqcho
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デへへ…

SUS総削り

11月12日【リビエラ東京】

3月から準備を進めてきた上司の送別会。

国際エンジンオブザイヤーの1位に輝いたディーゼルエンジンの模型をSUS(ステンレス系金属)の総削りで作ってお渡ししました。これには並みいる参加者もびっくり。
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当初アルミのラピッドプロトで考えていたんですが、製作現場が10年後の見栄えまで考えて。作製に携わってくれた全ての関係諸氏に感謝!

初代「かっこインテグラ」用VTEC。なかなか入手が大変かと思ってたら今でもちゃんと売ってるんですね。
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ワイン好きなので2次会は変わったワインのある店で。これ、貴重でしょ。
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3次会は当時未だヒラで苦楽を共にした元社長と3人で六角。
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長い間本当にありがとうございました。

コンサル

11月11日

これまた今季から山スキーを始めるというフミちゃんとドアが開くのを待って原宿BC MAPデート。超円高の今、私の周囲では個人輸入する人が多いのですが、初心者の最初の1本/1足はやはり後々も面倒見のいい店が頼りになります。

Garmont Orbit 2690g(27.5cm Pair) Flex115
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当然TLT5 MOUNTAINがイチ推しなのですが、残念ながら足形合わず。いろいろ試した結果、男性用ですが軽量性と歩きやすさを重視してこれに落ち着きました。Flex115なのでたっぱ175cmのフミちゃんの滑りもしっかり支えてくれるはず。

板は悩みどころ。
もちろん一番のお勧めはTSTなのですが、小物も含めて一気に揃えるとなるとお値段も大事なファクター。ROSSIGNOLのS3とかG3のZESTとかもありか。今季G3いいらしいし。

ATOMIC ACCESS 171cm 128.5/100/120.5 R18m 1705g(実測)
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TST以外ならこの辺かな。
フミちゃん、悩んでね。

12/13シーズンスタート

11月10日【狭山スキー場】W/しょうこちゃん、M.yumiちゃん

前十字靱帯断裂のしょうこちゃんのリハビリと、今季山スキーデビューのM.yumiちゃんの足前拝見、とか思って行ったんですが…
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やっぱ、オレが一番ヘタッぴだった。

でも、しょうこちゃんとペアルックだぜ、 へっへっへ。
Dynafit TLT5 Mountain TF-X(♀用と♂用) 
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私が買った当時はギミックな感が無きにしも非ずでしたが、「もっと高く、もっと遠く、もっと速く」を善しとする私の会では今や、めっちゃ所有率高し。 相棒のまっちゃんも今季Radiumから乗り換え。
買う前はスーパーファットスキーでのハード滑走に不安を抱くんですが、スーパーへビーストロングビッグマウンテンエクストリームスキーヤー(iwaさんのブログから無断拝借)のおーすけさんやしょうこちゃんやからもお墨付き。円高の今季、結構値下げにもなってるし。

しょうこちゃんの滑りはとても真似できないので、今日はカッコ良く見せる見栄スキーテクニックを教えてもらいました。今度撮って載せてください。
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Teamねこばば所属、洗練の滑りを見せてくれたM.yumiちゃん。これから遊んでね!
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「パウダー寄りだけどちょっとしたツアーにも使えるオールラウンダー」というM.yumiちゃんのお題に対して、私の独善的宗教観からArmada TSTを押し付けたのですが、その宗旨である「ロッカー付きセンター100mmが現代的山スキーのオールラウンダー」はしょうこちゃんの意見と熱烈一致。 (一昔前の山スキー様式を踏襲するなら話は別ですが)

100mm王道説は、シーズン中にセンター70,80,90,99,115の5本を時期、雪質、距離、荷の重さなどで使い分けている私の実体験からの結論ですから、少しは信憑性があるかと思います。私のように足に覚えのないスキーヤーならなおの事。
山スキー初心者というと未だにセンター70や80を勧めてくる山道具屋さんは教条主義だろ!?

あっ、これはあくまで下手糞還暦スキーや一般的体力の女性の場合の話。男女問わず飛びきり上手な人や無限体力の方には当てはまらないかもしれませんが、もちろん私には分かりません。

絶品塩ラム

 11月8日【そらまめ】宇都宮西口

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ホテルツインリンクもてぎで全社フォーラム。一応講演。
終了後の懇親会サボって宇都宮でエフと飲む事になっていたのに、ドタキャン喰らわされた。

で、懇親会なんか出ないで宇都宮行って美味いもん食おうぜーって騒いでたら、明日朝早くから大事なプレゼンを控えたハイブリッド屋と排気ガス浄化屋、それに商品開発真っただ中の超多忙なエンジン屋が付きあってくれた。同じ釜の飯食った仲間は何十年たってもイイね。まだ言ってなかったヤツにはもちろん拡散。

ハイブリッド屋お勧めの店はジンギスカン。そんなもん札幌行ったって喰わねーんだから行きたくねーよって思ったんだが…

塩ラム。
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感動の逸品でした。
安いし、久々のお勧めです。是非是非。

立山初滑り【室堂利用ガイド】

junrinaさんのブログに11月30日までの室堂利用ガイドが掲載されています。

【要旨】
★11月25日までのテント泊は雷鳥平限定。キャンプ地のトイレは閉鎖しているので大小便共に必ず携帯トイレを使用の事。
★11月26日朝~30日のテント泊は室堂平のロープエリア内で。周辺への大小便放置禁止。
ターミナルトイレが24時間使用可。
★地獄谷、雷鳥保護区域など立ち入り禁止区域内には絶対入らない事。
★登山計画書提出。

今年もアルペンルート2割引きキャンペーンやっています。
割引券をお忘れなく。

2012相馬岳北稜

11月3,4日【相馬岳北稜】W/カオリン

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3日 快晴
北稜末端8:00→P5・P6キレット10:15→10:50P6・P7キレット(懸垂ロープスタック)11:45→13:10P11(泊)
4日 快晴
11峰7:40→8:15P11P12キレット→9:45鼓岩9:55→11:00相馬岳11:45→13:20国民宿舎登山口→14:00北稜末端 
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昨年11月に時間切れではさみ岩から下山した相馬岳北稜、今回は「面白いぜー」ってクライミング仲間のカオリンを騙くらかして1泊2日の装備を担いでリベンジに行ってきました。前回巻いたP7とP12の直登も密かに企んでいます。

            「頼むぜ、カオリン!」
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これから行かれる方のルーファンの楽しみを奪わないためにあえてルートが分からないように書いてあります。楽しみ2の次でルートを知りたい方には詳細をお教えしますので鍵コメでお問い合わせください。

3日
取り付きの踏み跡を拾って稜線に出るまでは陰気な灌木の中の急登が続きます。昨夜の飲み過ぎのせいかお腹ゴロゴロの私が用足ししている間に先行したカオリンと時々ホイッスルで呼び合いながら進んでいると、何故か変な枝尾根を登ってくるカオリンが見えました。誤った踏み跡に引き込まれたそうですが、未だ甘いぜ!国土地理院が地形表現をあきらめゲジゲジマークにしてしまうような藪岩山では大局感を持って行動することが大事です。

高度感ある稜線は日が当って気持ちのいい瘦せ尾根歩き。でも余り下を見たくない崖っぷちが続きます。
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行く手を阻むP5P6のキレット。この先、はさみ岩(P13)まではルーファン能力と勇気が試される箇所が続くこの山行のハイライト区間です。
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P6への登り返しルート。今回で2度目の私はルートを大体覚えてしまっているので懸垂以外は基本的にカオリンにTOPを行ってもらい、藪山ルーファンを楽しんでもらいました。
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今度はP6P7の凄まじいキレットの底です。
前回の偵察で分かっていたので50mロープ1本で足りる所を選んで下りて来ました。
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今立っている所からⅣ級程度の登攀でP7へ直登した記録があったので今回はそれも考えて来たのですが、酒は重いし、上部の灌木帯の様子が分からないし、二人だけだし、って二人で思いつくだけの言い訳を考えてパス。前回と同じ巻きルートを行く事にしました。だってコワイんだもん。

巻きルートに向かうためにルンゼ内をもう一度懸垂したのですが、なんとロープが引っかかって回収ができません。「カオリン、行けーっ」ってなわけで登り返してもらって立ち木に回したロープが回収しやすいようにセットし直してから下りて来てもらったのですが、またもや回収不能。今度は私が登り返して立ち木に捨てスリングをセットしてから再度懸垂、約1時間もかかってようやく回収できました。

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一旦ルンゼの左岸に上がり、もう一度懸垂で広い沢状地形に下り立ってから弱点を衝いて主稜線を目指しますが、途中の山腹にあれは絶対熊の巣穴だろうといういかにもな洞穴とそれに向かう踏み跡を見つけ、ビビりながらルート変更。無事主稜線に戻ればあとは稜線上をP11へ向かうだけです。P11のピーク直下で左手指呼の距離に明日登る予定のP12の絶壁を見て、落ちた時に支点にしていた灌木が折れたら即死ジャンと二人ともあっさり断念。自惚れかもしれませんが我々二人にⅣ級A0なんて多分何でもないとは思いますが、情けないほど臆病な 慎重な二人です…。はい、それでいいんですわ。

今宵のテン場の11峰山頂に到着しました。ここには2・3人用テントが何とか二張りできるくらいの平坦地がありました。
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しかしまだ13時。
周囲に転落防止のロープを張った後、酔いどれ二人はブランデーやらバーボンやらをチビチビ、ウトウト…。穏やかで贅沢な時間を過ごしました。
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就寝前、外に出たカオリンに呼び出されると素晴らしい夜景と星空が広がっていました。
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P11・P12のキレットへ向けて朝一の懸垂。25mで届くかどうか分からなかったので我々は念のために一旦5mほど懸垂してから再度懸垂しましたが、安全圏にある古ぼけたロープスリングの掛った立ち木からでも25mピッタリで下りられそうです。
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昨日の打合せ通り、P12の直登を捨てて基部を巻きます。ここのルンゼは25mでは少し届きませんでしたがが、最後は簡単なクライムダウンで下りられました。
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そして地形の弱点を探して主稜線へ戻りますが、最後の最後主稜線の基部のほんの数m手前で行き詰ってしまい、一旦懸垂する事になります。
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はさみ岩基部にある仙人窟です。前回は懸垂終了点から急でズルズルの沢を詰めて苦労しましたが、今回は楽チンルート発見。
ここで柏手を打つのが礼儀だと西上州藪岩の主の天野さんが書いておられたような気がしたのでやってみましたが、それはP12(つづみ岩)の事でした。カオリン、ごめん。
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はさみ岩から先は踏み跡もはっきりしていてもう困難な所はありませんでした。日溜りハイキングは言い過ぎですが。
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人の声が間近に聞こえてきてようやく熊の気配から逃れると、相馬岳の山頂にひょっこり飛び出しました。こいつら一体どっから来たんだと縦走路にいた方々の怪訝顔。

登攀装備を解き休憩していると、通りがかった全く見ず知らずではない男性から「**さんですよね?」って声を掛けて頂き1枚撮って頂きました。しかしピンポイントの点接触ってすっごい偶然ですね。
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あとは国民宿舎までの一般縦走路をのんびり下ったのですが、想定外の外的要因ハプニング。でもやっぱり「強運の持ち主」の私は経済的打撃だけで済みましたとさ。
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Memo
使用用具:ダブルロープ50m1本、ハーネス、下降器、捨てスリング2本、環付きビナ2、PAS、セルフビレイ用ロングスリング1
水:二人計5.5L
DOCOMO:P6P7キレット底・はさみ岩で通話確認済み、ただしその間に位置するP11は何故か圏外。

【速報】 相馬岳北稜成功!

11月3,4日【妙義湖から相馬岳登頂】 W/カオリン

核心の12峰登攀は如何に!?
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ちなみにニンジン付き。
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旧車フェチ

【I was BORN UNDER THE GOOD SIGN】@札幌
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「強運」って意味。

車好きが集まっている自動車技術会・機械学会合同の旧車名当てクイズ。
たまたま知ってる車が続いてくれたぜ。