松郷峠、あっちこっちから

5月27日 【後ろから前から】 @県273松郷峠、裏松、横松 往復×各1

今日は車のタイヤ交換とか冬物の整理とかやらなきゃだったんで、ちょこっとだけ松郷峠へ。

ところで裏松とか横松とか新裏松とか人によって言ってる場所が違うようなので、ここで私の勝手な定義を。

********************************
松郷」:松郷峠をはさんだ県273の小川町上古寺と都幾川町西平の間。正調松郷峠越え。
裏松」:県273松郷越えの裏道って意味でそれとほぼ並行する林道雲河原線の松郷峠・西平間。
横松」:松郷峠に横から入るって意味で林道雀川上雲線の小川町日陰・松郷峠間。
********************************

そうは言っても県273の横を走っている林道雲河原線を「横松」、裏から松郷峠に入る林道雀川上雲線を「裏松」、と呼んでも全く違和感はありません。私も以前はそう言ってました。ブログを書く日の気分ちゅあー気分です。人によっては県273の小川町側を裏、都幾川側を表とも呼んでいるようです。ま、何でもいいんですけどね。


################################

下里の田園ではオオヨシキリ、横松ではウグイス、オオルリ、ガビチョウなどが盛んに鳴いて初夏の気分を盛り上げ、早くもヤンマ(オニ?ギン?)の滑空とアオスジアゲハの輪舞が目を楽しませてくれました。もうスキーの季節じゃないのかなぁ。(まだ行きます!)

今日は横松の登り返しでロード抜いちゃいました。 すごいでしょ。
とか言っても相手は白いフレームに白いウェアのお洒落な若い女の子。追い越す気なんてサラサラなかったんですが、いつまでも後ろにくっ付いて走るのもなんかヘンだし。射程内に入ってからは必死、追い越しざまの挨拶が苦しくて、 もーーー大変だったバカオヤジ。

Data
Route:県273松郷峠往復、横松往復、裏松往復
(小川道の駅→県273松郷峠→雀川砂防ダム(横松下り)→横松登り返し→裏松を明覚方面の平坦地まで(裏松下り)→裏松登り返し→雲河原集落のメインストリートを県273へ→県273を松郷峠経由で小川町役場付近へ)
機材;LOUIS GARNEAU LGS-XC BART (MTB)
走行距離;34.17km
走行時間;2°03'17"
平均車速;16.6km/h
最高車速;44.4km/h

ところで一昨晩は例年の1ヵ月遅れでアオバズクがホー、ホーと哀愁の声を聞かせてくれました。そして昨晩は保守本流のフクロウが来て「フー、ボロ着て奉公、フー」。
興奮して寝られない夜が続いています。



伊豆に乾杯! ひぇ~

マイナーだけど難しくて好きだったゴロタ石のメジナ釣りに40年ぶりに挑戦してきました。
May_Crack_0001.jpg 

で、濡れた石に足を滑らせて怪我しちゃいました 。
May_Crack_0003.jpg 

ウソです。
5月26日 クラッククライミング講習会@伊豆高原 W/
May_Crack_0014.jpg
 

いつかは残置支点に頼らないクライミングやりたいねぇ、なんて大それた事は内緒のヒミツのトップシークレット。とりあえずはアルパインクライミングの幅を広げるために正しいカムのセット法とジャミングを覚えたいと思ってました。

その事を会の現役バリバリクライマーに相談したら、やっぱりプロにはお金払うだけの価値があるよって教えてくれたのが保科雅則クライミングスクール。姫も昨冬アイスクライミング講習を受けて好印象だったとのことだったので一緒に申し込んでみました。

講習生8人、掌のテーピング法(上の2枚目の写真)からジャミング、カムのセットまで一通り教わって来ました。 これからは私の事はクラッカー常吉と呼んでくださいませな。

岩場に着いて皆の準備が終わるのを待つ間に勝手にカムをクラックに突っ込んで遊んでたら早速抜けなくなって
「先生…」(早くも泣き)
「こりゃ、残置かなぁ。もったいないなぁ」
もちろん簡単に外してくれましたが、
「バカッ」って後ろで言ったのだれよ!!

思えばこれが今日の始まりだったんですね。

【ベビークラック】5.8 Tr
まずは思う通りに登ってみてくださいとのこと。小川山セレクション1ピッチ目のクラック(5.7)でえらい苦労した覚えがあるので当然登れないと思っていましたが、ここは簡単でした。さっき教わったばかりのジャミングがバッチリ決まることに感激。
May_Crack_0007.jpg  

【ビギナーズクラック】5.7 Tr
私がルート名を付けるんなら「クラックのかほり」かな。 あまり面白くありません。
May_Crack_0017.jpg 

【シスタークラック】5.9 Tr
見ての通りすっきりしたクラックルート。今姫が登っている所のハンドジャムが核心です。姫は難なく登ってしまいましたが、私は…、言いたくありません…。 
May_Crack_0012.jpg 

3本登ってなんとなくクラックに慣れてきたので、次は疑似リード(カムセット)練習に移ります。

まずはベビークラックで。
登る事に集中できるフェイスクライミングと違って
①登ること、②カムセットの場所と適正サイズのカムの選択、③クラック形状に応じたカムのセットと頭を切り替えていかないとならないのが面白い! 

自分でセットしたカムの効きを確認しながら下りてくるのですが、私のは1個遊んでました。うーん…。
 

次はさっき2フォールもしてやっとこさ登った宿敵シスタークラックです。バランスの良い姫はカムセットも難なくこなしちゃいましたが、私は今回も下部のハンドジャムがちっとも決まらず、フォールを繰り返しながら登るのが精一杯。パンプするばかりでカムセットなんかできやしません。姫に言わせると足使いがなっちゃないからだって。

大笑いしやがって全く。保科さんも「核心のピッチは頼った方がいいかもね(笑い)」って、全く以ってして打ちのめされました。
May_Crack_0029.jpg
 
【アンクルクラック】5.9 Tr
クラックを使ってハングを越える★★が付く人気ルートです。 Photo CIMG3738_1.jpg    
どうせ登れんだろうと思って取り付きましたが、ハンドジャムがバッチリ決まれば腕力任せでなんとかなるので1テントップアウト。ハング越えの足さえ間違えなければなぁ。 姫はハング越えでスタックしてくれて、ようやく私ニンマリ…。

最後は【Jフェイス】5.9 Tr
ナチュラルプロテクションですが登り自体はフェイスクライミング。
癒されますよーって姫から言われてたんですけど、無理なレイバックとかに追い込まれちゃって全然華麗に登れません。もちろん登れたんですが、癒されるどころか自分のセンスのなさに落ち込んじゃいました。Photo 
CIMG3743_1.jpg 

姫にやられっぱなしの1日でしたが、修行系だとばかり思っていたクラッククライミングは想像と違ってとても面白かったです。本格的にクラックルートを攻める気はないのですが、クライミングの幅を広げるためにしばらく続けてみようと思っています。


そして帰路。
「勝者のオゴリ」 ゴチっす!
May_Crack_0032.jpg  May_Crack_0033.jpg

5月4週のレバ痛め

5月21日(月)新宿東口「いろはにほへと」
山岳会の同世代の気の合う方たちと。
本場オートルートとかCMHとか、みんなで見る夢は叶う夢!絶対行こうね!!
irohanihoheto_1.jpg 

5月22日(火) 
昼「石の蔵」@宇都宮 ちゃんとした会食なので写真なし。 喜んで頂けました。
夜打ち上げ。 「青菜」@宇都宮
Aona_1.jpg 

お疲れ! 
この後西口「なんじゃや」に移って極上ホルモン。(丸腸日本一じゃん?)
Aona_2.jpg  

5月23日(水)BC滑走仲間のツヨシ、しょうちゃんに入れてもらって入間ベースキャンプ。

5月24日(木) ランドマークホール@桜木町
16時ドアオープンで19時半開宴は欧米スタイル?
ご招待いただいた主催者には大変失礼ながら18時に入ったものの開宴まで待ちきれず、お土産をきっちり頂いてそうそうに失礼。でも、ちゃんとしたコンパニオンのお姉さん方がとっても上品できれいだったなぁ。
20120525202428.jpg 

で、上司と湧魚@桜木町。
当ブログにも時々検索が入る隠れた銘店。
20120525065257.jpg

沖縄の枝豆(もちろん生) どっかの水茄子(刺し)、谷中生姜。どれもうめぇーーーー。 おこちゃまには分からんオトナの味だね。
20120525065212.jpg 

今宵は「赤いシリーズ」で。
赤兎馬(せきとば)、初めて飲んだけど赤霧よりもしっかりしてて旨い!
20120525065053.jpg 

メジ、イシダイ、クロムツ、もひとつ何だったっけ…。
どれも佐島かどっかの天然物で、もーもー、絶っ品~~ん。ホントに絶品なんだから。
20120525065127.jpg  
この店、2回来て2回とも当り。かなりお勧め。
この後上司と別れて最終電車で名古屋へ移動。もしかして私お金払ってないかも。

5月25日(金)
カツ丼@鶴舞のうらびれた食堂(何度も行ってるのに名前知らず)
国家公務員からの官民接待。毎度ゴチです。

あー、疲れた。
で、明日は4時に起きて伊豆へクライミングです。

12GW 黒部源流スキー縦走 脱出編

【The Day 8】 55日 曇りのち晴れ (祖母沢、無名沢、北ノ俣岳西面、飛越新道)

11/12シーズン滑走30日目 W/まっちゃん
Manaslu(161cm), TLT Speed Radical, TLT5, Speed Skin
まっちゃん:Mustagh Ata(165cm), Onyx, Radium, Speed Skin

高天原温泉BC4:25→7:02雲の平2576P→祖母沢・無名沢滑走→8:00黒部川渡渉8:56→9:17赤木沢SB渡渉→11:50北俣岳12:10→西斜面滑走→寺地山ハイク13:00→15:45飛越トンネル16:00→16:45飛越トンネル4.3km先

大袈裟なタイトルは客寄せパンダ。大した話はありません。

予報では午後からは雷雨、明日も荒れそう。午前中の一瞬の天候回復にかけて下りられるところまで行くことにする。前夜は森の上空を強風が吹き荒れテントの上には10cmくらいの雪が積もった。雲ノ平の稜線で衣服の濡れと強風による寒さに苦しめられる自分を想像して眠りが浅い夜だった。 
12GW_Kurobe_Ski0159.jpg  

この3日間続いた雨による崩壊が気になっていた岩苔小谷のスノーブリッジはまだまだたくさん残っており全く問題なく高天ヶ原峠の尾根に取り付くことがでた。第1関門突破。
12GW_Kurobe_Ski0161.jpg  

少しずつガスが上がり始め、主稜線が見えるようになってきた。
12GW_Kurobe_Ski0162.jpg 

雲ノ平が近づく頃には青空がのぞくようになって、ようやく心に余裕が出始めた。
12GW_Kurobe_Ski0164.jpg 


12GW_Kurobe_Ski0169.jpg 

雲ノ平では強風に苦しめられることもなく祖母沢にドロップしたが、カリッカリのアイスバーンでちっとも楽しくなかった。もっともそれは贅沢というものだろう。

祖母沢源頭部。さっきまで隠れていた黒部五郎が顔を出した。
12GW_Kurobe_Ski0171.jpg 

途中で無名沢に入りドンピシャ往路の渡渉点に出た。心配していた増水もなく、難なく渡渉に成功し、第2関門突破。
12GW_Kurobe_Ski0174_1.jpg  

渡渉で冷たく冷え切った足を暖めてくれる日差しがとても有難い。無事黒部川を渡れて安堵のひととき。
12GW_Kurobe_Ski0177.jpg

中州にかかっていた小さなSBもなんとかセーフ。
12GW_Kurobe_Ski0178_1.jpg 

一番心配していたのは赤木沢のスノーブリッジ。沢の上部へ行けばもちろん雪がつながっているが、両岸が切り立ってくるので登り降りが困難になる。これが渡れない場合はウマ沢を稜線まで登らなければならず大きな遠回りを余儀なくされる。往路で渡ったスノーブリッジの崩壊は目に見えているので少し上流へ回り込むと上手い具合にしっかり雪がつながっていて無事対岸へ渡れ、これで最終関門も突破。

赤木沢に残っていたスノーブリッジ。
12GW_Kurobe_Ski0179.jpg

あとはひたすら登るだけだ。赤木平を過ぎ、北の俣岳の大斜面を登るころから早くも上空を雲が覆い始めた。
12GW_Kurobe_Ski0182.jpg 

ペースアップで苦しくなっても足だけは止めず亀の歩みで息を整え、またペースアップ。普段のインターバルトレーニングの心拍数の推移を脳裏に浮かべてがんばる。
12GW_Kurobe_Ski0183.jpg 

そしてなんとかまっちゃんに大きく差をつけられることなく山頂へ到着した。今日は北ノ俣岳避難小屋まで行かれれば御の字と思っていたが、ここでまっちゃんと異口同音に「今日中に降りよう!」
12GW_Kurobe_Ski0185.jpg 

ガスで見えなくなった黒部五郎に別れを告げて北ノ俣岳西面の大斜面にドロップイン。だいぶ重くなった雪ではあったがそこそこ楽しくシュプールを描いてあっという間に避難小屋付近まで降りた。
12GW_Kurobe_Ski0187.jpg 

標高を下げると天気は安定。
12GW_Kurobe_Ski0189.jpg

あとはもう雷が来て樹林帯が続くので一気に気が楽。稜線付近と違って天気もよくなり、寺地山からのあまり面白くないジェットコースターをこなし、飛越トンネルからは驚くことに雪がまったくなくなり様相が一変してしまった舗装路を車まで4.3km歩いて無事下山した。

12GW_Kurobe_Ski0192.jpg
  
   

1週間前にあれほどあった雪が完全に姿を消していた。 

12GW_Kurobe_Ski0194.jpg


********************************

今年で3年連続となったGWの黒部横断。1年目は広河原の増水で敗退、今年は金作谷出合のスノーブリッジの崩壊で敗退。なかなかうまくいきませんが、今年もこの時期人跡稀な秘境を堪能してきました。

毎回体力的な不安に付きまとわれ、事実まっちゃんには迷惑を掛けているのですが、最終日の時間との闘いの中で何とか付いて行けたことがちょっぴり自信になりました。これで平素の苦しい持久力トレーニングに力が入るというものです。

来年は還暦黒部横断やるか!?

最後になりますが、7泊8日という長期の山行とテント生活において何事もダメダメな私を明るくリードしてくれたまっちゃんにはいくら感謝してもしきれない気持ちです。

まっちゃんがいたからこそできた縦走、心から感謝!!

12GW 黒部源流スキー縦走 停滞編

The Day 5 52日 曇り時々雨時々薄日 停滞

The Day 6 53日 曇時々雨時々薄日  停滞

The Day 7 54日 小雨夜から強風と雪  停滞

ラジオが低気圧通過による大荒れの様子を盛んに伝えているが、谷間の樹林帯に設けたBCは別天地。主稜線はもちろん高天ヶ原峠さえもガスに包まれ強風が吹き荒れる日が続いたが、ここの上空だけはすっぽりと雲が薄く時折スポットライトのように日が差す毎日。すごいうなりが聞こえる強風もこの谷間だけはまほとんど無風。
12GW_Kurobe_Ski0152_1.jpg
 

服を濡らさぬようテントで素っ裸になりブーツのアウターだけ履いて雪壁を上り下りして温泉三昧の日々。でももしも雪壁が崩壊して遭難したらみっともない姿
を晒すことになる。

熊鈴代わりにクランポンぶら下げてます。 
12GW_Kurobe_Ski0153.jpg  12GW_Kurobe_Ski0157_1.jpg   

まっちゃんの入浴回数15回。延べ20時間以上をこの温泉で過ごした。
12GW_Kurobe_Ski0149.jpg

はじめの内は
4日午後からは天候が回復するとの予報だったので4日にウマ沢出合いまで移動、5日黒部五郎カールとウマ沢滑走、6日下山という心づもりでいたが、だんだん回復が遅れついには5日のみが行動可能日となってしまった。

温泉に入ったり一瞬の日差しにシュラフを干したりと意外と退屈しない3日間だった。 
12GW_Kurobe_Ski0154.jpg

このあと決死の脱出編に続きます。

 

12GW 黒部源流スキー縦走 滑走編3

【The Day 4】  5月1日 快晴後曇り一時雨 (水晶岳東面カール、岩苔小谷)
11/12シーズン滑走29日目 W/まっちゃん
Manaslu(161cm), TLT Speed Radical, TLT5, Speed Skin
まっちゃん:Mustagh Ata(165cm), Onyx, Radium, Speed Skin

高天原温泉BC6:18→温泉沢右俣ハイク→10:10赤牛岳・水晶岳稜線→水晶岳東面中央カール滑走11:00→11:12東沢谷2303付近11:25→13:00頃水晶小屋13:35→13:47ワリモ乗越14:05→滑走→岩苔小谷滑走→15:20高天原温泉BC

今日は夕方から雨。午前中が勝負。
12GW_Kurobe_Ski0112.jpg

水晶岳東面カールは昨年も滑っているが、今年は山頂のすぐ北側にある中央カールを狙った。登路となる温泉沢右俣の下部はなだらかであるが、日本離れした風景を見せ始める中流部を過ぎたあたりから徐々に傾斜を強め、稜線直下では30度ほどの傾斜となる。
12GW_Kurobe_Ski0113.jpg
   

12GW_Kurobe_Ski0114.jpg

写真では伝わらないが、この辺りの風景は感動的。
12GW_Kurobe_Ski0116.jpg

稜線直下では固い雪面での滑落を恐れてシートラ・アイゼン登行としたが、雪稜登攀の経験の少ない私の危なっかしい姿にまっちゃんから何度もアドバイスがとんだ。来年以降もいろいろな黒部横断ルートを狙うなら30度くらいの斜面をノーロープですたすた降りられるくらいの歩行技術がないといけないとのこと。滑落したら何百mも止まらない斜面でそんな恐ろしいことできません。来季は少し練習するかなぁ。

写真では傾斜が伝わらないが、私もまっちゃんも板を脱ぐ斜面。落ちはしないと思うが万が一落ちたら大ごとになると思うと緊張する。
12GW_Kurobe_Ski0119.jpg

稜線に上がって振り返る温泉沢はとても魅力的。水晶東面は去年も滑ったし、今日はここを滑ってもいいなと思ったがまっちゃんから即座に却下された。

左端に見る水晶岳に向かって行くぜ!!
12GW_Kurobe_Ski0120.jpg 

稜線上をそのままシートラで進み、目前に本峰ピークが姿を現した中央カール源頭でハイクアップ終了。本当は山頂をピストンする予定であったが、夕方からの雨を考えると時間切れである。

いつか機会があれば山頂直下手前に見えているルンゼも滑ってみたい。
12GW_Kurobe_Ski0124.jpg 

出発前に聞いていたマッキー達の計画から、中央カールにはもう彼らのシュプールが付いていると思いこんで来たが、なんとノートラックじゃん!!

へっへっへ、いただき!
12GW_Kurobe_Ski0126.jpg 

準備を整え飛び込んだそのカールの雄大なこと。昨年は一つ南側に広がるカールを半分ほど滑ってから長いトラバースで中央カールに移ってきたのでその雄大さを感じなかったが、びっくりするくらい広く、どこまで滑っても続く面ツルの1枚バーンは国内の超1級品だろう。

一枚、広い、長い、斜度そこそこ。間違えなく国内超1級品。
12GW_Kurobe_Ski0127.jpg 

太股の筋力が続かず何ピッチかに分けて滑ったが、ここを一気に滑れたらどんなに素晴らしいのだろう。最高のバーンに最高のザラメ。
12GW_Kurobe_Ski0129.jpg 


12GW_Kurobe_Ski0130.jpg 

あまりの楽しさにこれ以降写真を撮るのも忘れて東沢谷ボトムへ滑り込んだ。興奮冷めやらぬ滑走の余韻をゆっくりとかみ締めてから稜線へ登り返したいところではあったが、夕方からの雨を恐れてすぐに出発。

東沢谷を正面のコル方向を目指し、途中で右にトラバースして水晶小屋へ向かう。
12GW_Kurobe_Ski0132.jpg 

入山から4日目、蓄積した疲労で体が重い。まっちゃんにどんどん離される。
12GW_Kurobe_Ski0133.jpg 

途中の長いトラバースで、山頂付近からの急なラインを滑走している3人組を発見。大声で呼びかけてみると案の定マッキー達だった。中央カールを以前滑っている彼らだからあえてマイナーなラインを見つけて滑ったのだろうか。

まっちゃんに遅れること30分あまり、ついに霧雨が降り始めた水晶小屋にヘロヘロになって到着すると、てっきり東沢谷のBCに下りたと思っていたマッキー達が待っていた。高瀬ダムから入山してきた彼らは雪の状態が悪く思うような行動ができなかったとのことであまり浮かぬ顔だった。何はともあれ北アルプス最奥での邂逅を喜び、記念撮影。
12GW_Kurobe_Ski0134.jpg 

12GW_Kurobe_Ski0135.jpg 

今日は鷲羽岳西面直下の黒部源流にBCを張るというマッキー達と別れ、岩が顔を出している夏道を歩き、ワリモ乗越から穏やかな沢へドロップ。
12GW_Kurobe_Ski0138.jpg

沢は岩苔小谷と合流し、高天ヶ原までの長い長い長い長い…長~いメローな滑走。

BC到着後のお楽しみ。
神の采配、100%源泉賭け流しで41℃くらいの適温。疲れた体には最高だったぜ!
12GW_Kurobe_Ski0148.jpg 

この後、停滞編、脱出編へと続きます。

800枚

5月19日 【撮影会】

エキストリーム山スキーヤーでアマチュアカメラ女子、どちらの世界でもアイドルのしょうこちゃん(SHOさん)が我が家に遊びに来てくれました。

目的は今年も見事に黒部川横断スキー縦走を果たした私のポートレイト撮影。
Pooh_May_120002_1.jpg 
  



なわきゃなくて… 
Pooh_May_120005_1.jpg  

Poohちゃんの撮影会です。
Pooh_May_120009.jpg  

にらめっこ。
Pooh_May_120012_1.jpg 

お茶の時間までにもう600枚。
Pooh_May_120022.jpg 

あらかた済んで、今季初のBBQ。
美人と一緒なので調子に乗って昼間っから飲みすぎました。
Pooh_May_120028_1.jpg  

すっかりなついてしまったPooh女王様。 
Pooh_May_120010_2.jpg   

しょうこちゃんが帰った後は不機嫌この上なしでした。
Pooh_May_120030.jpg

しょうこちゃん、遠路はるばるありがとう!
Pooh_May_120031.jpg    

12GW 黒部源流スキー縦走 滑走編2

【The Day 3】  4月30日 曇り一時雨  (北ノ俣岳 黒部川渡渉 雲ノ平 高天ヶ原 温泉)
11/12シーズン滑走28日目 W/まっちゃん
Manaslu(161cm), TLT Speed Radical, TLT5, Speed Skin
まっちゃん:Mustagh Ata(165cm), Onyx, Radium, Speed Skin

太郎小屋7:35→9:05北ノ俣岳9:27→東斜面滑走→10:30黒部川・赤木沢出合→赤木沢SB渡渉10:53→11:30黒部川渡渉11:52→無名沢・祖母沢ハイク→14:50雲の平2576P15:00→16:10高天原山荘16:22→滑走→16:50高天原温泉BC

昨日の偵察で金作谷を完全滑降して秘境薬師見平にテントを張ることをあきらめ、今回の主目的を水晶岳東面カールの滑走に変更。今日は赤木沢出合付近で黒部川を渡渉して雲ノ平経由で高天ヶ原温泉まで移動することにした。

同宿の皆さんと。
12GW_Kurobe_Ski0074_1.jpg 
 
朝食後、2日間快適に過ごした小屋を後にしてカチカチに凍った雪面にクトーを効かせながら北ノ俣岳山頂へ向かう。日も差していないし今日は修行系の滑りになりそうだ。

北ノ俣岳稜線から見る赤牛岳~水晶岳の西面はGWとは思えないほど雪が少ない。
Ryosen.jpg

北ノ俣岳山頂。なんとか今日1日天気がもってくれるといいのだが。
12GW_Kurobe_Ski0080.jpg 

6泊7日テント泊全装備を背負ってのアイスバーン修行滑走の覚悟を決めて東面にドロップすると、なんと神の微笑み、極上ザラメが待っていた。 今日のように太陽が隠れている日でも斜面の向きでこれほど雪の状態が違う事に驚いた。
12GW_Kurobe_Ski0083.jpg 

12GW_Kurobe_Ski0084.jpg 

予想外の大アタリ!!
広大な斜面にたったの二人、思い思いの孤を描いて朝から笑いが止まらない! 
12GW_Kurobe_Ski0085.jpg

赤木平南側ピークからは東へ伸びる尾根のツリーランで黒部川・赤木沢の出合を目指す。
12GW_Kurobe_Ski0086.jpg 

しかし下り立った黒部川は案の定水量が多く、渡渉したら腰まで浸かりそう。素っ裸での渡渉などごめんなのでいったん赤木沢をスノーブリッジで越えて黒部川左岸を少し上流へ行ってみることにした。

赤木沢は出合のすぐ上に残っていたSBで越えた。
12GW_Kurobe_Ski0087.jpg 

黒部川左岸を数分も歩くと、おあつらえ向きの渡渉点が見つかった。

中州までの小さなスノーブリッジはまっちゃんが乗ったとたんにつぶれて水没。続く私は神頼み。
12GW_Kurobe_Ski0088.jpg 

中州から先は浅瀬を選んで膝までの渡渉。12GW_Kurobe_Ski0089.jpg 

ちなみにこちらは昨年GWの上の廊下の渡渉シーン。この時は沢用ネオプレーンのソックスと 安物のウォーターシューズで快適に渡渉したが、今回は軽量化のために素足にビニール袋を巻いてブーツのアウターだけで渡渉。ほんの僅かな距離だったが水の冷たさは半端ではなく、指先が痺れるように痛かった。
 Trans_kurobe0036.jpg

渡渉が終わって対岸の無名沢に入り、その源頭部から祖母沢を詰めて雲ノ平を目指す。この頃雨がパラパラと降り始め、今日はここまでかと一時あきらめムードが漂ったが、幸いすぐに上がった。

黒部五郎岳をバックに祖母沢の広い源頭部を詰める。雲ノ平はもうすぐそこだ。
12GW_Kurobe_Ski0092.jpg 

雲ノ平から見る水晶岳西面。明日滑る東面にはしっかり雪が付いていればいいのだが。 12GW_Kurobe_Ski0094.jpg 

この時期の雲ノ平は無味乾燥な雪の砂漠。荒涼とした大ざっぱな地形が広がる台地は吹雪の時には難所となるだろう。

2576Pから高天ヶ原目指してGO! 
写真から先は適度に斜度が出て快適なオープンバーン滑走となる。ここは 一昨年逆コースを登りながら気持ち良さそうだなぁと思っていた斜面。願いがかなった。
12GW_Kurobe_Ski0095.jpg 

中間部から下は尾根を外した急な疎林帯の滑走。樹間の広い快適なツリーランだったが、岩苔小谷のすぐ上まで標高を落してくるとさすがに雪が重くなってきた。
12GW_Kurobe_Ski0096.jpg 

岩苔小谷を渡った高天ヶ原は緊張感がほぐれる穏やかな別天地。 雨に掴まってもここならもう安心。
12GW_Kurobe_Ski0101.jpg  

高天ヶ原山荘手前の雪原。夏は高層湿原が広がっているのだろう。
12GW_Kurobe_Ski0105.jpg

高天ヶ原山荘からは温泉を探して今日最後の滑走。
12GW_Kurobe_Ski0106.jpg

温泉沢左岸に見つけた天然温泉を整備するまっちゃん。急な雪壁の登り降りがちょっと面倒。
12GW_Kurobe_Ski0147.jpg 

温泉の雪壁の上から見るBC。
「日当たり良好、天然上下水道完備。源泉かけ流しの貸し切り温泉まで徒歩1分。」
12GW_Kurobe_Ski0146.jpg 

明日は本命の水晶東面のカール滑走です。

12GW 黒部源流スキー縦走 滑走編1

【The Day 2】  4月29日 快晴後高曇り  (薬師岳:金作カール、中央カール、薬師沢右俣)
11/12シーズン滑走27日目 W/まっちゃん
Manaslu(161cm), TLT Speed Radical, TLT5, Speed Skin
まっちゃん:Mustagh Ata(165cm), Onyx, Radium, Speed Skin

太郎小屋7:25→9:40薬師岳10:20→金作谷滑走(ノド直上まで)10:30→→(登り返し)→薬師岳→中央カール滑走11:55→(登り返し)→東南稜2855P→13:23薬師沢右俣滑走13:34→(登り返し)→14:24薬師平14:40→14:50薬師峠15:00→15:20頃太郎小屋

今夜も太郎小屋泊まりなので日帰りの軽装で薬師のカール群を滑りまくりに行きました。

太郎平北東端からいったん薬師峠へ滑り下りて薬師岳へ向かう。
12GW_Kurobe_Ski0029.jpg 

7時半に小屋を出た頃はカチカチだった雪も薬師岳避難小屋に着くころには徐々に緩み始めた。山頂直下まで来ると稜線上には露岩やハイマツが目立ったが、幸い雪はなんとかつながっていてシールで登りきることができた。GW後半まではとてももたない感じだ。

この先の岩が露出して黒々としている稜線が続く。
12GW_Kurobe_Ski0032.jpg 

12GW_Kurobe_Ski0035.jpg 

山頂に到着後、まずは明日の黒部川横断地点となる金作谷出合を偵察。金作谷と中央カールとを分ける小尾根のテラスまで
20mほど下りて双眼鏡で観察してみると、渡れるのか渡れないのかかなり微妙な状況である。厚いスノーブリッジは左岸の付け根で折れ、中央部が落ち込んでいる。ブリッジの厚さは5,6mはありそうなので渡って渡れないことはないようにも見えるが、ブリッジの陰になって見えない中央部が水没している可能性も捨てられない。

山頂から丸印のテラスまで僅か下りると金作谷出合が見える。(ただし要双眼鏡)
12GW_Kurobe_Ski0036_1.jpg  

とりあえずノドの上まで滑り下りてよく観察してから結論を出すことにした。クラスト気味の
40度くらいあるかもしれない部分を慎重にドロップしたが、2ターンもするとそこから先はスキー場の雪のような超快適ザラメの大オープンバーンに変身した。

山頂からの出だしはちょっと急。
12GW_Kurobe_Ski0041.jpg 

ほぼ同時に隣の中央カールを気持ち良さげに滑り始めたテレマーカーさん。
12GW_Kurobe_Ski0038.jpg 

ほとんどの人はここで滑走を終りにするという
1段目のカールの底を過ぎ、谷が急に落ち込むノドのすぐ上まで奇声を上げて素晴らしい滑走を味わった。もしかすると人生最高のザラメだったかもしれない。もちろんここまで一気に滑り降りるだけの脚力はなく、何度か立ち止まっては背後に描いた自分たちのシュプールを振り返えって自己満足に酔いしれた。

途中から振り返る広い広い金作カール。ここでまだ1段目の底。
12GW_Kurobe_Ski0042.jpg 

これ以上滑ると登り返しが怪しくなりそうなノドの上まで滑って滑走終了。
どういう訳か先行者も後続もなく、広いカールをたった二人で独占だった。
12GW_Kurobe_Ski0044.jpg

そこからスノーブリッジを観察してみたが、やはり中央部がつながっているかどうかがはっきりしないことと、左岸付根に口を開けている大きな亀裂や今にも全層雪崩を起きそうな薬師見平への登路の状況も考え併せて金作谷からの黒部川横断を断念することにした。(マウスオーバーでスノーブリッジが拡大します。)
 

稜線に向かって扇型に広がるカールの多少なりとも傾斜の緩いクライマーズレフト側の斜面を薬師山頂へと登り返し、次はメローな斜面が広がる中央カールへドロップする。


山頂から中央カールへドロップしたまっちゃん。既に何本かのトレースがあったが、広いので全く気にならない。
12GW_Kurobe_Ski0049.jpg 
朝からの日差しをたっぷり浴びた中央カールは極上ザラメの時間が過ぎてしまっていたが、それでも標高差250mほどのストレスフリーの滑降だった。
 

カールの底までの滑走を楽しんでから東南尾根2855
Pに登り返し、今度はそこから薬師沢右俣へGO!
東南尾根2855Pにて。
12GW_Kurobe_Ski0055.jpg 

薬師沢右俣源頭部へ滑りこむ。
12GW_Kurobe_Ski0056.jpg 

幸い雪が程よい状態で保存されており、メローな中央カールよりは多少傾斜もあってこれまた超カイカン。
12GW_Kurobe_Ski0061.jpg

12GW_Kurobe_Ski0058.jpg  

いやぁ、ワイド&ロング。もったいないことにここもまだ誰も滑っていませんでした。
12GW_Kurobe_Ski0059.jpg 

今日はノートラック・極上ザラメの金作谷と薬師沢右俣を2人で独占という文句の付けようがない贅沢な日になった。
12GW_Kurobe_Ski0065.jpg 

傾斜が緩み沢が狭くなる2170m付近まで標高差700mの滑走を満喫してから、枝沢を登り返して薬師平へ上がり、往路を戻って太郎小屋へと帰還した。
12GW_Kurobe_Ski0069.jpg

3年前は日和って滑走が叶わなかった薬師の圏谷群2本と薬師沢右俣の計3本、素晴らしいお天気と雪質に恵まれて滑れたことに大満足した1日だった。


まだまだ続きます。

12GW 黒部源流スキー縦走 アプローチ編

【The Day 1】  4月28日 快晴  (寺地山 北ノ俣岳 太郎小屋)
11/12シーズン滑走26日目 W/まっちゃん
Manaslu(161cm), TLT Speed Radical, TLT5, Speed Skin
まっちゃん:Mustagh Ata(165cm), Onyx, Radium, Speed Skin

飛越トンネル4.3km手前6:25→7:45飛越トンネル8:03→11:05寺地山11:10→14:06北俣岳稜線14:30→15:30頃太郎小屋

今年の飛越トンネル前の風景
12GW_Kurobe_Ski0004.jpg 

2009年のGWに来た時は飛越トンネル入り口まで車で入れたが、今年はトンネル手前4.3km地点(Alps Route Labにて計測)でデブリに道を塞がれ行き止まり。デブリは僅か10mほどの区間だったので勢いを付けて突っ込んでみたものの地上高の低い乗用車の悲しさ、あえなく亀の子。後ろにいたSUVに引きずり出してもらって事なきを得た。

デブリから先は雪のない舗装路の歩行が続いたが、30分弱歩くと雪がつながり、その後1時間ほどのシール歩行で飛越トンネルに到着した。路面の積雪は30-50cmほどもあり、この時点で金作谷出合での黒部横断の成功を確信したのだが…。

トンネルに向かって右側の沢に架かった押し出しを渡って枝尾根に取り付き、いよいよ入山。枝尾根の頭で夏道のある主尾根と合流し、寺地山までは小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げていく。写真は小屋で同宿となる単独テレマーカーさん。
12GW_Kurobe_Ski0006.jpg

今シーズンは平日インドアクライミングにかまけてチャリトレを疎かにしていたため持久力にイマイチ自信が持てず、まっちゃんには私に構わず先に行って貰うよう予めお願いしておいた。予備日を入れて6泊7日分のテント泊装備と登攀装備を積んだ私のザックの重量は丁度18kg、まっちゃんは共同装備をだいぶ余分に分担してくれていたにもかかわらず、すぐにその姿が針葉樹の中に消えて行った。

寺地山付近でようやく北ノ俣岳が姿を現すが、雪が少ない!
12GW_Kurobe_Ski0007.jpg 

寺地山山頂で待っていてくれたまっちゃんと合流し僅かな下りではあるがシールを外して本日最初の滑走。といっても小さく波打つ痩せ尾根の背を避けたトラバース気味の滑走ばかりなので快適とは言いがたい。すぐにコルに到着し再びハイクアップ。
12GW_Kurobe_Ski0009.jpg 

まだ水場が出ていない北ノ俣岳避難小屋の上で水筒に雪を詰めているカップルと遭遇。ふと見ると脇には青と黄色の2本のDPSの板。これはもしやと尋ねてみたらやはりまきchin隊のお二人だった。春のロングツアー用にManasluを購入するかどうか迷っていたときに私の背中を押しをしてくれたのがまきchinの試乗記。そのお二人も私のことを知っていてくれたので盛り上がって記念撮影。しかしこのロングルートをDPSで来るとは恐るべし!

まきchin隊のお二人。
12GW_Kurobe_Ski0011.jpg 

あこがれのまきchinとの2ショットにご満悦。
12GW_Kurobe_Ski0012.jpg

前回来た時はかなり苦しい思いをした覚えのある北ノ俣岳の登りも意外にあっけなし。小屋泊まりの軽量装備で登った3年前に比べて2時間もペースアップしていた。自分に甘えなければまだまだやれるのかも。
12GW_Kurobe_Ski0016.jpg

ところが見渡す薬師岳も水晶岳も赤牛岳も稜線付近の雪が消えかかっていて驚いた。やはり今年は里雪だったのだろうか。2週間前にも単独でこの山域を周遊したまっちゃんも景色の様変わりに唖然の様子。まったく心配していなかった黒部川の渡渉が急に気がかりになってきた。
12GW_Kurobe_Ski0015.jpg  

さていよいよ太郎山までの滑走である。背中の重荷が気になっていたが、広くてメローな斜面の上には程よいザラメ。まだ幾らもトラックの入っていない好条件の斜面を快適滑走。

こうしてみるとやっぱ荷物でかいな。
12GW_Kurobe_Ski0022.jpg 

こちらはまっちゃん。
12GW_Kurobe_Ski0019.jpg 

予想に反してとっても美味しいザラメに満足のワタシ。 なんたってザラメのくせにテールから雪が巻き上がるんですから。
12GW_Kurobe_Ski0021.jpg

太郎山をいったんシールで越えて、最後に小屋浦の斜面を滑って太郎小屋に到着。さぞ混雑しているだろうと思っていた今夜の泊り客はたったの10名とのことでカイコ棚でなく単独の方と相部屋ではあるが個室をあてがってもらえた。夕方までのひと時を小屋の外でビール片手にのんびり過ごし、夜はまきchin隊のお二人やパワフルなスプリットボーダーさんといろいろお話ができて楽しく過ごした。
12GW_Kurobe_Ski0023.jpg

12GW_Kurobe_Ski0024.jpg 

この後「黒部源流滑走編1,2,3」、「停滞編」、「脱出編」と続ける予定です。

子持山獅子岩南壁クライミング

5月12日【気分は本チャン】 
W/ 、温泉:白井温泉こもちの湯(源泉かけ流し) ¥250!GJ

これから迎える本チャンシーズンに備えて子持山獅子岩南壁(7P 5.7-5.8)にマルチピッチの練習に行ってきました

獅子岩南壁全景(黄色丸内は後続P。マウスオーバーでルート概略が表示されます。)
 

半年ぶりのマルチピッチに緊張気味の姫。でもオレなんか自慢じゃないけど半年ぶりに岩触るんだからね。もー、 ドッキドキだい…。
1205ShishiIwa0003_1.jpg 

人気ルートなのでさぞや混むだろうと思って来たのですが、先行は1パーティーだけ。今日は結局たったの3パーティーだったようです。待たされたり追い上げられたりすることなしにクライミングを楽しむ事ができました。

1ピッチ目 姫リード。外傾ホールドの連続にちょっと戸惑ってた姫に下から私の的確無比な指示が飛んで、ルートを外した難しいトコ登らせちゃいました。スマン!
1205ShishiIwa0004.jpg 

2ピッチ目終了点から1ピッチ目終了点を俯瞰。短いので1ピッチ目とつなげて登られることが多いようですが、我々はマルチの練習なので今回もあえて細かくきざみました。
1205ShishiIwa0006.jpg 

3ピッチ目、名物フレークの下で余裕をかます姫。
1205ShishiIwa0007.jpg 

4ピッチ目。 核心と言われているピッチですが、ガバが多くて爽快なクライミング。…だったはずなのに私がリードで登り始めると、あろうことかパラパラと霙が降ってきて岩に当って顔に跳ね返ります。もー、気分は本チャン。ここだけのヒミツですが、そんなこんなで1手ばかり悪い事をして登ったような気がしないでもありません。 ヒミツ、ヒミツ。  Photo
cimg3493.jpg

4ピッチ目フォローの姫。 
カメラアングルが悪くてそうは見えませんが、この辺りの傾斜はほぼ90度。露出感も高度感もあってガバさえ見つかりゃ爽快そのものです。
1205ShishiIwa0009.jpg 

6ピッチ目。見た目ガバガバで簡単そうなんですが、最後の部分が意外にイヤらしい。
Photo
cimg3521.jpg

全7ピッチ、無事終了。 
1205ShishiIwa0012.jpg 

上手くなったねぇ。
でもねぇ、それはチンネでやりなさい、チンネで。
1205ShishiIwa0013.jpg

帰路は登山道で取り付き直下まで戻って地図にない痩尾根ルート。

新緑の中ちりばめられたアカヤシオとヤマザクラ、それにちょっぴりスリルのある岩稜歩き。私の山歩きの原点、西上州っぽくてとっても気分の良いルートでした。その上、さっき登ったばかりの獅子岩の迫力ある全景が見えて自分がとってもエラく思えるし、帰路には是非ともお勧めします。
1205ShishiIwa0016.jpg 

獅子岩、まんまじゃん!
1205ShishiIwa0027.jpg

昨年現場監督さんと登った時の記録

そこそこ当たりの連続

【5月第2週のレバ痛め】

5月7日 決起集会 和さび@池袋東口
広島・瀬戸内料理の店。チェーン店と思って全く期待してなかったのに結構アタリ!ほとんど生同然の身厚の〆鯖、絶品ーー。
20120508234342 _1  


5月9日 送別会 ちろり@大宮東口
P1120458.jpg
ここもアタリかも。次回カウンターで要確認。

もう鱧。
P1120461.jpg

がんばってな! 
bye-bye_2.jpg  


5月11日 Our Team 縁@和光市駅南口
お値段相応。
P1120474.jpg

P1120475_1.jpg   

あー、でもつかれたぁ。

12GW黒部スキー縦走概要

今回の縦走の目玉にしていた金作谷出合での黒部川横断はスノーブリッジの崩壊により断念しました。

金作谷ノド部より望遠で撮影した黒部川SBの崩壊。
P1120305_1.jpg 

その代わりに赤木沢出合の少し上流でジャブジャブと渡渉して雲ノ平経由で高天ケ原温泉にベースを設け、水晶岳東面中央カールの信じられないくらい素晴らしい斜面を滑って来ました。

赤木沢出合付近での黒部川の渡渉(帰路撮影)
P1120435.jpg

行程図 (拡大図はクリックしてPicasa拡大ツールをご利用ください)
Route_12GW_jpeg.jpg 

28日快晴 アプローチ
北の俣岳主稜線滑走、太郎山北東尾根滑走
飛越トンネル4.3km手前6:25→7:45飛越トンネル8:03→11:05寺地山11:10→14:06北俣岳稜線14:30→15:30頃太郎小屋

29日晴れのち薄曇り
金作谷滑走、薬師中央カール滑走、薬師沢右俣滑走
太郎小屋7:25→9:40薬師岳10:20→金作谷滑走(ノド直上まで)10:30→→(登り返し)→薬師岳→中央カール滑走11:55→(登り返し)→東南稜2855P→13:23薬師沢右俣滑走13:34→(登り返し)→14:24薬師平14:40→14:50薬師峠15:00→15:20頃太郎小屋

30日 曇り 黒部川渡渉
北ノ俣岳東面滑走(黒部川ボトムまで)、雲ノ平北尾根滑走(高天原温泉まで)
太郎小屋
7:35→9:05北俣岳9:27→東斜面滑走→10:30黒部川・赤木沢出合→赤木沢SB渡渉10:53→11:30黒部川渡渉11:52→無名沢・祖母沢ハイク→14:50雲の平2576P15:00→16:10高天原山荘前16:22→滑走→16:50高天原温泉BC

1日 晴れのち曇り
水晶岳東面中央カール滑走(東沢谷ボトムまで)、岩苔小谷滑走(高天原付近まで) 
高天原温泉BC6:18→温泉沢右俣ハイク→10:10赤牛岳・水晶岳稜線→水晶岳東面中央カール滑走11:00→11:12東沢谷2303付近11:25→13:00頃水晶小屋13:35→13:47ワリモ乗越14:05→滑走→岩苔小谷滑走→15:20高天原温泉BC

2日小雨時々薄日、夜強風
停滞
3日 小雨時々雨
停滞
4日 小雨 夜から強風と雪
停滞

5日曇り後晴れ 脱出 黒部川渡渉
祖母沢・無名沢滑走、
北ノ俣岳西面滑走、神岡新道・飛越新道滑走
高天原温泉BC4:25→7:02雲の平2576P→祖母沢・無名沢滑走→8:00黒部川渡渉8:56→9:17赤木沢SB渡渉→11:50北俣岳12:10→西斜面滑走→寺地山ハイク13:00→15:45飛越トンネル16:00→16:45飛越トンネル4.3km先

おいおい記録を書く予定ですが、飲み会続きで時間が…

無事下山

黒部横断スキー縦走下山

多方面の方々に気に掛けて頂いていたようですが、悪天に閉じ込められていた3日間はこんな事して遊んでました。 

興味のある方はつづきをクリック。

+++++++++++++++++++++++++

続きを読む